abeshi's snapshot :Exhilarate 軽いカメラ PENTAX K-S1

K-S1について色々語った記録(現在終了) by Abeshi.

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前回に引き続き、PENTAX DA17-70mm F4 のお話となります。
コッチのblogは年内これでアップかもしれません。

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PENTAX Q-S1 1/10s F6.3 F4:5.4 mm(25 mm) ISO800


K-S1にDA17-70mmをセットした状態はこんな感じ。バランスいい上に緑ラインがいいんですよね。

装着感は少し大きめで、重さは485g。重めですが、500オーバーしていないので許容範囲です。

細かなところを箇条書きメモ。

・QSFのリングが緩め
・広角で若干歪曲
・F4なのに暗め
・溶け系のボケが出やすい
・解像感はあまり感じられない
・画角は結構使いやすい
・近接物撮影が良い

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PENTAX K-S1 1/800s F8.0 DA17-70mm F4:25.0 mm(37 mm) ISO200

逆光はこんな感じです。

このレンズは不思議な感じがします。
F4通しということで、明るめを期待してみると、意外に暗い。
しかし手前に何かを置いて後ボケを期待する写真は「この上なく気持ちいい」。

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PENTAX K-S1 1/160s F4.5 DA17-70mm F4:70.0 mm(105 mm) ISO100

光の量が確保できる時間帯までは感じる力が弱いのか、F4通しのくせして5.6のレンズとかより暗い感じがし、シルエット化しやすいんです。しかも補正すると明るめの色が飛ぶ。


逆に光を確保できるようになると色乗り、ボケ具合ともに素晴らしい。

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PENTAX K-S1 1/5s F22.0 DA17-70mm F4:28.0 mm(42 mm) ISO800

暗いシーンでも光のアクセントがあれば、それはそれで「この上なく気持ちいい」。

それは屋内でも屋外でも同じ。

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PENTAX K-S1 1/60s F16.0 DA17-70mm F4:63.0 mm(94 mm) ISO320

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PENTAX K-S1 1/125s F5.0 DA17-70mm F4:70.0 mm(105 mm) ISO100

また、光の量が確保できるような時間帯になると2色の色抽出にも耐えられるほど色乗りが良い。

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PENTAX K-S1 1/160s F6.3 DA17-70mm F4:23.0 mm(34 mm) ISO100

今回、紅葉を黄色と赤の色抽出をしてみましたが、とても綺麗に抜けています。むしろ中途半端な露出補正で青空が薄れるより全然魅力的になるというか。

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PENTAX K-S1 1/1000s F5.6 DA17-70mm F4:70.0 mm(105 mm) ISO100

最近ハマリの「縦持ちアンダーニーショット(ファインダーも液晶も見ず)」では、なんと非常に相性が良い。
このカメラを下にぶら下げて撮るひざ下の地面を這うようなショットでも、黄色の出具合、影と陰の明暗バランス、前後のボケの出具合がとても綺麗に出ていて、「やるな、このレンズ」っていう感じになります。

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PENTAX K-S1 1/500s F5.0 DA17-70mm F4:70.0 mm(105 mm) ISO100

いやはや、これ、SIGMAの17-50mmF2.8より感性に訴えられる絵が得られやすくイイです。暗めのところが苦手だけど、ある程度調子に乗るとものすごくいい、っていうPENTAXのレギュラーレンズの特徴的な良さを代表しているかのようなレンズです。
人に例えるならソコソコの可愛さを持ってて、かつ非常に愛嬌が良い感じ。

灯りの確保さえしっかりしていれば、テーブルフォト(どこかに欠けを作るタイプ)にも相性が良い。

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PENTAX K-S1 1/125s F4.0 DA17-70mm F4:63.0 mm(94 mm) ISO500

しいて言えば、露出補正かHDR、または遅めのシャッタースピードか、ISOの持ち上げ下げが必須。Pやオートでは撮りにくいっていうのが難点でしょうか。この餃子のように何も考えないで撮るとわずかな油の感じは出るもののアンダー気味になります。

結論からいうと、ファインダーで見るタイプのミラー搭載カメラ(一眼レフ)向きではありません。

K-S1の話と併せてみます。

K-S1は、どちらかというと戦略失敗のカメラです。中途半端。それは同じエントリーでも2系統のエントリーが存在することに気が付かずに古い時代の売り方をしてしまったことです。

【対ガジェット好きのユーザー】をターゲットにするなら
  • スペックで見劣りするものはダメ、並列比較で、その対象はカメラ専門業界の品物だけではない
  • 新品価格でも飛びつきますが、その分妥協が嫌い。
  • 他にない魅力に価値を見出す(便利なUI、特殊な外観、自分流へのカスタマイズ機能)
  • 能力を優先しますので、取ってつけたようなショボいキットレンズは嫌い
  • レンズキットだったらHDDA20-40mm Limited&HDDA55-300mmのダブルズームキット一択
  • 結果を見られないことが嫌い(撮る時点での色明るさ再現確認できる液晶~EVFではなかったり、背面液晶を傾けられないのはキライ)
  • 静かな音を好む(シャッター音)
  • 色々なものを同時に持ち歩くので、単体はできるだけ軽いものを好む
  • 個性あふれていてセンスの良いカラー(ハイセンスでシックなカラー)

【対ちょっと良いカメラで○○風を味わいたいユーザー】をターゲットにするなら
  • 何よりも価格、それにそこそこの機能(K-S1の100%視野やキットレンズはOK)
  • プロっぽい外観、プロっぽいファインダー。重さや大きさはプロに似てるほど好まれる
  • 後からでも直せる安心の付属ソフト
  • 不要な操作の排除(iPhoneの指一本は究極の姿)、ほとんどAutoかPでの撮影、露出補正なんかもしない
  • ちょっと良いステップアップレンズの存在、講習や自習教材の存在
  • 周りの意見に左右されやすいので、音や外観は「まわりがダメというとダメ」と認識する
  • 分かりやすい色展開(派手な色の組み合わせ、ピンクや白基準の色)

この2つを中途半端に混ぜたため、「誰向けの製品?」ってなってしまっているんじゃないかと思います。同じエントリーでも、レンズに投資してくれるのはガジェット系。でも、その人たちは中途半端が嫌いなので、いきなりスターレンズを求めてきたりするはずです。
ところが、今のラインナップに万全のスターレンズはありますか?否。ざっとみて、DFA100と★50-135、後は200くらいでしょうか。唸るような標準域は単焦点のFA Limitedの31mmか77mmしかありません。

○○風を楽しみたいユーザーは、便利ズームを好みます。でも、プロっぽいことを聞きかじっていますので、F2.8やF4、大三元で揃えられなきゃいやー、暗いのは安くなきゃいやー、というはずです。
かろうじて、16-85mmや18-270mm、HDDA20-40mm Limitedのようなタマはありますが、魅力があって、便利な旅のお供のズームレンズが少ないと思います。

この中途半端なK-S1、なんにせよ、日本のカメラ業界は、カーナビやWalkmanと同じように見つめなおさなければいけない時期に来ていると思います。
安く良いものが老舗メーカー以外からも簡単に出てくる時代、老舗メーカーはiPhoneなみの研究をしてきたでしょうか。ソフトの代わりに補えるハードのラインナップを揃えてきたでしょうか。
トーンカーブやレベル補正をPhotoShopで「個人が後で見たときのイメージを思い出しながら直す」時代はもう終わりだと思います。
今は「今見えている世界をカメラ本体が自動で補正して記憶ではなくリアルに合わせて直す」時代です。
ミラーレスが受けているところは手軽さではなく、その場で色やホワイトバランス、微妙な露出補正や色調整ができるところではないでしょうか。

だから小さな窓ではない液晶が必要、または覗いているファインダーの世界でもEVFが望まれているのではないでしょうか。スマフォ連携もガジェット系は大きい画面でしっかり撮れているか見ながらとかカメラを置いて自撮りでも綺麗な構図にしたいって言う欲求と、○○風側は単にリモコン代わりで、次いでにスマフォに保存したい、でしょう。なぜなら、USBで接続してWi-Fiでスマフォに飛ばすWi-Fiストレージ「ポケドラ(WFS-SR01)」みたいなのを既に併用してると思われます。
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K-S1は、みんな中途半端。UIや削られた機能なんてアップデートで改善できるのにやらない。
もしくは容量不足でやれないのかもしれませんが、妥協した製品はガジェットおたくには認められないんです。
K-S1は3万になったら買うっていう声が掲示板とかでみかけられます。それはつまり、ガジェット系のターゲットではなく、そういう人たちに興味を持たれた、ということでしょう。
デモ、紹介ビデオではiPhoneのようなものを欲しがるターゲットとしていました。

たぶん、経営層が求めているエントリーと、開発現場が作りたいものにズレがあるんじゃないでしょうか。

K-S1は使えば便利で結構いいんです。数ヶ月使ってみて、かなり満足しています。Qでは撮れない絵が撮れてきてますし、画素数も色の出具合もレンズとの相性が良ければかなり良いです。だから、初値に近い価格で買った人はその分早く使えたわけで、その分多く良い絵が残ってるわけですから、全くもって後悔する必要もありませんし、私も後悔してません。嫌なのは欲しいベストなレンズが見つからないことと、高値で買った人を放置してる姿勢くらい(笑)機種関係なしに離れるよ、これ。手ブレ機種のonly one的なシンボル消えたし、過去の資産なければ今後メーカーの優位性がない。

個人的にはファインダーは使わないこと多いし、それでも色再現や解像度、デザイン、使い勝手みんな悪くない。まあ、強いて言えば、あくまでも個人の主観ですが、欲しいのはPENTAX QのKマウント版で、電池スタミナが異様にもつ軽いカメラなので、 K-S1は、似てるけど、今のままではちょっと違うかな。Qのようなお気に入り登録出来てすぐ呼び出せるクイックダイヤルが最後の砦かも。なんか書き方が結構グダクダですが、ようは今の延長でショボい戦略、時期を待たないと買いたくない戦略が重なってるまま続けていくなら、よっぽど素晴らしいQのようなKがでない限り、もう本体買い増しはないかな。 K-S1自体もこのままQのサブでいいかな、っと感じてます。GPSと良いレンズあると違うのかもしれませんし、誰もが思いつくようなKにクイックダイヤル付けただけのようなのがでてもSONYの方が良いよね。あ、そうか、α7ⅡをOEMしてデザインとUI変えてクイックダイヤル付いたやつならら欲しいかも。モチロン10万で。それならFA77mm limited が本来の画角になるし魅力ある。でもそれもあと1年以内だけ。そんなレベルやね、今の世の中。

もう冬もまっしぐら、東京にも雪の季節がやってきたようですね、

それにしても、K-S1が今年のワーストNo.1のカメラとか面白すぎます。
デザインはLED含めて悪くないです。少なくても今の人達から見たら。

軽さも含めて悪くない意欲的なカメラだと思うのです。

しかしながら、エントリー向けと謳いながら高い価格設定、惹きつけるには貧弱なキットレンズ、より下のクラスのPENTAX Qシリーズと比較して敢えて削った機能があるところ、など、そもそも技術以外のところで足らないものが多すぎたようです。

さらに、スマフォなどを意識していたのにWi-Fiが無い、またはデュアルスロットになっていない(高速大容量な記録媒体と併用できない)とか、液晶が傾けられないとか他のメーカーに比べて大きく見劣りする部分がある。なのに高値で販売されていたりします。私が働き始めてカメラに興味を持った時にダイブするつもりで買ったPENTAX Z1 カメラグランプリ受賞モデル、その時も軍資金は10万でレンズ2本と言う出せる金額のベースラインがありました。それすら軽く超えてる設定は、発売後1年立たないと興味すら持ってもらえないレベルだと認識するべきでしょう。まあ、もっとも既に織り込み済みで年明けてからが本番なのかもしれません。

ただ、前にも書いたと思うのですが、時が経てば、と言う戦略はSONYのようなライバルが有ると難しくなります。まして、スマフォユーザー意識するなら、ライバルはSONYだけではなく、オリンパス、Panasonicだと思うのでkiss7比較の出し方はまずかったでしょう。値段が落ち着く発売1年後には、値段が落ちたα7Ⅱとの比較になります。既にK-S1発売時点で自社の最上位のK-3と1万くらいしか差がなかったのも価格戦略の落ち度です。

最後に背面ダイヤルはアイデア自体は悪くないのですが、Qのようなお気に入り登録がないために今一歩足りない感じです。
TvからAvなどへの切り替え時に前にセットした値が継続される仕様にはなっているので絞りもシャッタースピードも背面ダイヤルをうまく使ってコントロール出来る仕様にはなっていますが、これ、どれだけの人が気がつくでしょうか。ハイパーモードがないー、ダイヤル減ったー、と、騒がれて弱点になってしまうのがオチてです。もっと使い方も含めて今までとは違うって事をblogger集めてやるなり著名人に書かせるなりすべきだったと思います。
だから、背面ダイヤルは硬さも含めて調整不足感が否めない感じです。

さて、デメリットばかりが目立ってますが、良いところも多いのがこのカメラ。

まず、何と言ってもファインダーを覗くスタイルはカメラらしい。そして、今のカメラ界の最大の課題である電池、スタミナ問題をクリアできる点。これは使ってみて、いいな、って思う点でもあります。他の一眼と比べても大差ないかもしれませんが、ミラーレス機に比べてかなり違うと思います。

また、特徴的なLEDはタイマーよりSDの差し忘れで気づかされる事が多く、悪くない機能だと思います。

さて、今日の本題、標準域の自分的なベストレンズ探しの続編です。

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PENTAX K-S1 1/30s F5.6 DA17-70mm F4:33.0 mm(49 mm) ISO400

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PENTAX K-S1 1/60s F9.0 DA17-70mm F4:17.0 mm(25 mm) ISO100

今回は、関東でギリギリ紅葉が撮れる平林寺に行ってきました。

もちろん朝方の冷え込みがある中での撮影ではありますが、F4通しの実力チエックにはうってつけかと感じてのトライです。

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PENTAX K-S1 1/125s F22.0 DA17-70mm F4:63.0 mm(94 mm) ISO640

結果は、青空が綺麗に撮れてるものの、うーん、なんだか暗い。この一言に尽きます。少なくてもsigmaの16-50mmF2.8からみて、半逆光ですらHDRを使わないとヤバい感じです。

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PENTAX K-S1 1/250s F6.3 DA17-70mm F4:48.0 mm(72 mm) ISO100

こちらはなんとか持ち上げたやつ。

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PENTAX K-S1 1/100s F6.3 DA17-70mm F4:48.0 mm(72 mm) ISO200 HDR

何も考えずにこれくらいになってくれないと、エントリーとしては使いにくい(笑)いやマジでiPhoneだと指で一回押すだけでこれくらいやりますからね。

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PENTAX K-S1 1/200s F6.3 DA17-70mm F4:17.0 mm(25 mm) ISO100

これも同んなじ。何も考えずにファインダー頼りで撮るとこうなってしまいます。

KS1P3544
PENTAX K-S1 1/50s F9.0 DA17-70mm F4:17.0 mm(25 mm) ISO160

プレビュー見てヤバいってことで撮り直してコチラ。露出補正やら測光位置やら変えてこうなるわけですが、その分青空の気持ち良さが消えています。

うーん、色のバランスは色々変えないと良くならない。見たままを撮りたいのに見たままにならないこのもどかしさ。再現が難しいならアート感性にしたら、というQのような逃げができないもどかしさ、これが本当のファインダーな一眼ということでしょうか。それとも20万近くの本体とそれ相応のレンズを買わないとiPhoneクラスの色が出ないのが一眼なのでしょうか。

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PENTAX K-S1 1/250s F5.6 DA17-70mm F4:70.0 mm(105 mm) ISO100

それとも、HDRとプラスマイナスAv±な露出補正以外にも、一枚一枚の撮影の度に変えなければいけない何かが必要なのでしょうか。少なくてもQであれば大きめの液晶で色具合がわかるのでホワイトバランスを変えるとかできるのですが、K-S1だとライブビュー撮影にしなければわかりません。

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PENTAX K-S1 1/50s F8.0 DA17-70mm F4:70.0 mm(105 mm) ISO800

上のカエデは、逆に明るすぎ。まぁ、この手のはアンダーにすれば直せるんですが、ライブビュー撮影にしないといけません。下を見てもそう、コッチはやっぱり暗い。で、やはりライブビュー撮影をやりだすと、あっという間に電池が無くなっていくんですよね。また、この時点でファインダーの意味なし。

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PENTAX K-S1 1/80s F5.6 DA17-70mm F4:36.0 mm(54 mm) ISO500

どうしたらいいんでしょうね。レンズが暗いせいなのかな?それとも過去の遺物のようにファインダーにこだわってパソコンで現像調整する時間を取らなければダメなのかな?

割と日が照ってきてピーカンになりかけると綺麗に撮れ出すので、レンズがF4レベルでも暗くてダメな結論なのかな?
もしそうだとしたら、F2.8クラスのレンズでないと一眼レフを使ってる際には朝や曇りでは好みの絵は取れないってことになる。
それは困る、天気は自分でなんとかならない。これ困ったな。iPhoneはたしかに明るいレンズを持ってる。そして一眼レフにはない簡単操作の高度なアルゴリズムを持ってる。ふぅ、ってことで、DA17-70mmF4のお話は長くなったので一旦次回に続く事にします。

こんにちわ

早速ですが、少しばかり撮ってきましたのでサムネイル画像を用いて雑感を。
(ちなみに、こっちでの写真アップはblogの登録上の制限の問題もありますのでサムネイルでしかやりません。しかも思い切って横幅は小さくしています)

★ オリジナル写真の公開は終了しました

気になっている人はそっちで見てください。

とりあえず、私はアナログ時代に一眼のPENTAX Z-1を使ったことはあれど、CASIO QV-10以降ずっと背面液晶のコンデジ&iPhoneユーザーでしたのでサンプルといっても一眼素人です。
その辺は温かい目で見てくれると嬉しいです。K-S1としての真価はマスメディアのレポのをみてくださいね。

では、まず、1枚目、近所のNTT電波塔。朝に家を出て駅に向かう途中。まぁQのblogでは良く出てくる奴です。

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FA77mm Limited F2.5 1/160s ISO100

次にココから数枚は、岩槻駅近くにあります、人形の矢作(やさく)さんのご協力のもと、朝早いのに撮らせて頂いております。ありがとうございます。

もちろん、朝の早い時間に店の奥の電球だけ付けてもらって撮影していますので、Qでは普通暗くて撮れない状況下での撮影です。わざと人形付近の電気を控えめにして撮らせて頂いております。

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FA77mm Limited F1.8 1/1000s ISO1600

ISO1600 でもこんなに暗い。Q7では三脚なしでは無理な状況です。

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FA77mm Limited F1.8 1/1000s ISO6400

それをISO6400まで上げた状態。等倍で見るとノイズが若干みえたりNRの塗りつぶしが出始めている気もしますが、気にならないレベルです。これはQでいうと1600レベル。なかなか凄いと思ってしまった。

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FA77mm Limited F1.8 1/1000s ISO12800

次に、ISO12800まで上げています。この辺りからライブビューでもノイズが出てきているのを感じます。
夜景で少し暗いノイジーでも手ぶれしないようなんとかスピード稼ぎたい、そんなシーンの限界が12800より手前にありそうです。

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FA77mm Limited F1.8 1/1000s ISO25600

ISO25600。ここまでくると、暗視の世界なので今の時代のセンサーのノイズに大して文句を言うのが間違っていると思います。だから、そういう意味で撮れるということは凄いって感じですかね。

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FA77mm Limited F1.8 1/1000s ISO51200

この最高感度51200は完全にノイズブロック状態。動体撮影の証拠撮り的な緊急用ですかね?
この状態で使うシーンは流石に想定できませんが、使えることがスピードを稼げて武器になるかもしれません。でも、こうやって横640pxレベルまで圧縮していくなら使えそう。侮れない。


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FA77mm Limited F2.5 1/60s ISO400 

ちなみに人形の矢作さんは芸能人顔の人形を結構作っていらっしゃるんですけど、普通に埼玉のゆるキャラ的なものや干支ものも作られております。

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FA77mm Limited F1.8 1/1000s ISO6400

同じ場所から前と後ろのボケをチェンジ。生地の感じまで奇麗ですよね。

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FA77mm Limited F2.5 1/60s ISO800

朝方なのに、普通に撮れてる素晴らしさ。ISO800とかなら常用できそうです。

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FA77mm Limited F5.6 1/125s ISO3200

ISO3200でこれくらい暗くなるような場所で撮影しています。朝の6時で薄暗い店内ですから、こういうシーンで撮影できている時点で、Qでは撮れないシーンが撮れそうでワクワクしてきます。

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FA77mm Limited F5.6 1/125s ISO12800

さて、少しストリート散歩。EFFECTにQには無い赤外調ってのがありましたので、それを使ってみました。

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FA77mm Limited F2.5 1/160s ISO200 赤外調

では、場所を都内に移動していきます。
前にQでも訪れた富岡八幡宮へ移動。

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smc DA18-270(270) F6.3 1/60s ISO100

お散歩の神様と言ってもいいかもしれませね、この方(笑)8時近くなので少し明るくなってきています。だからようやくISO100でも撮れだしましたので、ここらで一旦smc DA18-270mmに変更。

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smc DA18-270(18) F5.6 1/160s ISO100

ハードモノクロームで一枚撮ってみました。もう一枚「金ぴか」のやつも撮ったのですが、なんかここにうまくアップできないで蹴られるのでオリジナルがあるonedriveのサーバー側だけに登録しておきます。


・・・さて、お仕事に遅刻しそうな感じだったので、朝方のフォトはここで終わり。

ここからは、過去にQ blogでも訪れた根津(谷根千)にある神社から。実はもう日が落ちかけている夕方の顔の撮影です。

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FA77mm Limited F2.5 1/60s ISO3200

日が落ちかけているので、FA77mm Limitedに変更。少し緑と赤のある風景にしてみました。

IMGP0125 
FA77mm Limited F2.5 1/60s ISO6400

結構暗くなり始めているのでISO感度を6400クラスにまで持ち上げています。
それなのに、水に反射している絵が奇麗に撮れてる。
サムネイルで圧縮しているので判りにくいかもしれませんが、十分実用範囲内のノイズ感じゃないかなあぁってのが私の感覚です。

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FA77mm Limited F1.8 1/60s ISO3200

この写真を撮る頃には、もう17:30に。というか夕方は仕事帰りなので数十分しか撮れませんでした。
暗くなっちゃいましたからね・・・。でもこんな時間と思えないくらいの明るさで撮れるのはISO3200、さすがです。

 * * *

全体としては、Kマウントって、重いですね。
今日、本体以外に2本のレンズを持ち歩くだけでキツキツ。重い。
こうなると、持てても後1本。・・・一方Qの方は08-02-06、で広角から200mmまでカバーできて、01や03の魚眼まで手軽に色々持ち歩けて楽しい。
この本体が軽いっていう点では、K−3とかには無い魅力。
また、そういったシーンで「音」に配慮できるLEDタイマーの存在は大きいし、とても便利です。

 * * *

 
さて・・・今日1日お散歩撮りをしてみて判ったこと。

比較対象をQにして、Kより「Q」の方が楽しい!って感じてしまいました。逆じゃないですよ、Kは個人的にはしっかり撮れるかもしれないけど撮る楽しさは薄いと思います。

嘘だろ?と思いました。だから、自分でも帰りがけにニコンとかキャノンのカメラも触ってきましたが、やっぱり同じ答えになります。だから皆RAW保存して、後から調整するのか、っていう気持ちでいっぱいです。Qとカメラへの向き合い方が真逆です。

また、WEBからK−3の説明書もダウンロードして読んで機能とかの確認もしてみましたが、気持ち変わらず。うーん・・・。普通じゃないQの楽しさに慣れすぎてた・・・。

理解できないかもしれないKユーザーさんに説明したいと思います。

(1)EFFECTのユーザー登録&設定呼び出しが無い(JPEG一発撮りの不可)
(2)グリッドラインが見え難い(本体だけでのローアングル撮影がしにくい)
(3)多重露光・インターバル撮影が無い

理由として、特に写真のエフェクトを調整して「お気に入り登録」して呼び出す、ってことが出来ないことが一番面白くないんです(かつクイックダイアルが無いってのも輪をかけてる)。
K−3ではU1U2とかありますよね、他のメーカーのカメラでもそういうのあります。

でも、K-S1には、それが無いんです!
・・・後にソフトで対応できるなら是非アップデートの検討をしてもらいたい。

あの「EFFECTモード」、Qのクイックダイアル的に使えるとばかり思っていました。
が、ただのプリセット祭りになっていてQのクイックダイヤルより「退化している」ようです。
せっかく他のメーカーには無いPENTAXの新しい訴求ポイントでこのK-S1の新インタフェースの機能としてのEFFECTモードに期待していたのに。・・・これは・・・何とも哀しい。

他、多重露光・インターバル撮影が出来ない・電子水準器が無い。
そして、グリッドライン、これもイライラです。建物などを撮るときに必要な「縦のライン」、地面を写すのに「横のライン」が見えにくい。
ファインダーであってもライブビューであってもグリッドが細くて「目安」になり難いし判りにくいんです。

これ・・・基本的にカメラ撮る上で大きなマイナスですよ・・・。
これじゃぁ、Qの上位としての代わりにならないってのが第一印象です。

でもK−3でも同じなので、グリッドは、あの4000円もするプラ版のを買えばいいんでしょうか。
みんなようあんなので我慢してるなぁ。
慣れればなんとかなるんでしょうか。
ライブビューの線であってもファインダーの目安枠だけでなく細すぎて使い物にならないって感じています。
メガネかけてるからかなぁ、私。

先の電子水準器についてはグリッドがなんとかなるならば、ホットシューカバーで代用できる気がします。三脚セットすれば、そこにも付いてるし、最悪iPhoneのアプリの併用しても水平均衡を取れますしね。

多重露光・インターバル撮影は・・・差別化ですかね、変な省き方です。よりエントリーなQにあるのに、K-S1に無いって変です。
まぁ、これはQでやれば良いので諦めるとして、やっぱり『色調整してお気に入り登録、それを呼び出せる機能』が「無い」ってのは私に取っては大問題ですわ。

かろうじてクロスプロセスのお気に入り登録はありますが・・・。

このエフェクトの自分流をお気に入りへ登録し、自由な呼び出しをするっていう機能が、今後ソフトウェア的にもアップデートとかで搭載されないでそのまま変わらないのだとしたら、手放すかもしれない、それくらいガッカリです。後からPCなんかで写真を触る時間、今はまったく持てない。でもいろんなエフェクトを使いながらシーンや思い出をどんどん残したい。この要求に答えられるのはQのように先に準備して都度切り替える、っていうやりかたしかありません。
準備したものを切り替えて撮るのは何枚撮っても数十秒の世界。後から触って変更するのは1枚1分以上の世界。時間の使い方が圧倒的に違います。1万枚処理したらそれだけ人生の無駄が生じます。

Q7/Q-S1だったら、明るく光を確保できさえすれば 1/1.7センサーだとしてもそこそこ納得の行く絵が手に入ります。やっぱり史上最高のお散歩カメラはQなのかもしれない。

このK-S1に期待していきたいのは、曇りでも夜でも朝でもキチッとしたレンズでキチッと撮りたい、っていうときや30-100mm中心での強力で圧倒される画力、400mm以降の鮮明な望遠度合いです。
そういう意味で、Kマウントの中ではとっても軽いし素晴らしい絵を描いてくれるので十分に使えそうです。

うーん、夜や人に配るときだけK−S1登場、という使い方になるのかな?
というと私には、Q7/Q-S1がメインで、K-S1はサブ、こういった使い方になりそうっていうのが数時間使った上でのファーストインプレッションです。

そう考えると、最強のQのサブカメラかもしれない。奇麗に撮りたい決定的なところで使える軽量カメラ。

・・・ちょっと辛口かなぁ?
もちろん、今後レンズが増えれば気持ちも変わるとは思います。

アストロとかもありますし、なにせ、画質は無茶苦茶キレイですばらしいです。この奇麗さはQではとても無理な領域。K-3のような奇麗さで、軽いボディ。
今回アップしていませんが、撮ったビルなんかも、今まで気にならなかったブラインドの部分が奇麗に撮れすぎてて、逆にモアレが発生、ああ、どうしよう、ローパスセレクターのブラケット撮影しておけば良かった、ってなるくらいのきめ細かさです。本当に奇麗。

そういう意味で、Kマウントの軽量モデルとしての満足度は高いです。
これ、なんか軽いLimitedレンズだけ付けて持ち歩くようなカメラなんじゃない?(笑)

まぁ、これからの紅葉シーズンが楽しみです。CTEの本領発揮シーズンですからねぇ〜。

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