abeshi's snapshot :Exhilarate 軽いカメラ PENTAX K-S1

K-S1について色々語った記録(現在終了) by Abeshi.

カテゴリ:レンズ沼 > サードパーティ

こんにちは。

最近、ようやくフラッとお出かけしてこれました。場所は仙台。

それにしても、この生き物は優雅でいいですね。

KS1P0231
PENTAX K-S1 1/60s F4.0 DA50-135mm ISO3200

PENTAX のカメラはストロボ禁止のエリアであっても高いISOで安定してくれるから結構お気に入りです。

KS1P0006
PENTAX K-S1 1/60s F22.0 FA43mm Limited ISO6400

まあぁ、とは言いながら、最近のメーカーのカメラはほとんど同じようになりつつあるのでその優位性は減った気がします。

この花京院近くの信号みたいに、一見便利そう、コンパクトで使いやすいというか、配線的な摂理にかなったもの、というモノであっても、いつもと違う、と言うだけで見向きもされなくなってしまうモノに近い哀しさを持つモノは、最終的には淘汰されてしまうのかもしれません。

KS1P9989
PENTAX K-S1 1/125s F4.0 Sigma18-50mm ISO200

個人的にはQからPENTAXにきたので、フェードカラーとかのエフェクトがあったり、アナログ時代に触ったことのあるZシリーズのハイパーダイヤル、TAvの便利さは重々承知した上での好きなカメラメーカーではあります。ハイパーダイヤルはK-S1に無かったけどね。

KS1P9992
PENTAX K-S1 1/400s F2.8 Sigma18-50mm ISO100

多分、コストパフォーマンス的にも、K-3IIとかなら、お勧めできるメーカーなんだとも思います。


QからKへと繋ぎ足して、もう1年です。
この間、マジでそんなの出すの、出るって知ってたら、そっち買ったよって言うようなK-S2とか出てましたけど、まあ、軽いこのK-S1を手に入れて良かったんじゃないかなって思います。この一年近くで結構なレンズ投資もして、Kの使い方にもある程度の自分なりの答えが出てきました。

結局あまり紹介出来てませんでしたが、FA28-70mmとDA50-135mm、この2つは素晴らしいレンズでした。が、大きく重かった。そして、原因不明なのですが、マウントから落ちて修理不能になったFA28-70mmと、ストラップの故障でカメラごと落ちたDA50-135mm。ストラップの方は普通じゃない2つ連結にしてたのもあるので自責かな?と思ってますが、どうもQの時のような軽いカメラの感覚で取り回しているようで、やはり重い装備の状態は私に向かないようで。

K-S1とのバランスが悪いのかもしれません。
結局使うのは、軽いSIGMA17-50mmか、FA43mmLimited、たまに77mm Limitedって感じになってきてしまいました。足りない時は1.4倍。

そう、総重量で軽いモノでないとダメな私、と言うのが1年使ってみた結論。
軽い奴でないと向いてないみたいです。重いと首も痛くなるし。

って考えた時、Qの後継は、Kを使った後だと軽さ以外のメリット無く、画質やISO感度的にも満足出来ない事もあるため、もう買うことも無いかな? って感じてしまうのです。でも、だからと言って、Kの後継で軽いのを買うかと言えば、Noでしょう。
欲しいカメラは、バリアンもしくはチルトして、エフェクトをかけながらISOやスピードを変えられて、かつ、その効果が目の前で確認できて、WiFiか何かでも構わないのでGPSを埋め込むかiPhoneに転送出来て、連写がしっかりしてて割と動態AFに強いやつ。あと、水準器と9分割フレーム。

コレが答えです。だから、今のPENTAXにこれを満たすものは無い。意外にも、動きまくってじっとしない嫁さんのスナップとか撮るので、AF中央で捉えようと頑張っても、多点にしても外してることがおおいQ-S1とK-S1。ピンボケ防ぐために連写してたり。
あと、露出補正やモノクロを使う時、撮る段階で確認できないのも嫌い。あとから見るなんて、そんな余裕ないない。その場を逃したら、もう終わりです。だから、素のままな光学ファインダーは私に向いてないのも残念。

後で捨てたり加工するのが大好きな人には良いんでしょうけどね、そんな事を痛感した約1年でした。Q7の時の方がハナからAFとか割り切れてたから満足出来てた事実に気がついたというべきか。

また、ミラーを持つカメラのレンズの宿命というのもあり、軽いトータルシステムは、もうこのマウントもしくはQにも期待はダメかなあ、と限界を感じてきてるこの頃です。
重いと思わなければ、いいカメラなんですけどね。手に入れた43mmと77mmのレンズ専用のカメラになってしまうかもしれません、このK-S1。DA16-85mm、DA17-70mm、Sigma170-500mm、DA40mmLimited、TamronA16、そして壊れたDA50-135mmとFA28-70mm。ここまで色々勉強になったと思います。

FALimitedレンズは大好きなので、手放してやめることは無いけれど、フルはもっと重そうだし、もう少し取り回しの良い所のボディ側の視野を広げて考える時期に来たかな?と言うのが本音です。軟弱なんですよね、俺(笑)

こんにちわ

今日は、撮りためたやつの一部からのアップとなります。

KS1P9385
PENTAX K-S1 1/125s F6.7 DA16-85+X1.4adapt. :67.2 mm(100 mm) ISO200

最近よくやる持ち歩きが、DA16-85mm に 1.4x倍になるコンバーターの持ち合わせです。
16mm始まりから使えるのと、1.4倍のアダプタをつければ30ミリ強の始まりの標準レンズ扱い(16x1.4x1.5)、終わりは85mmx1.4という使い方もできてそれなりの機動力が持て、軽装で動け、さらに望遠が必要な時には、もう一つとして170mmからの大砲を車の時限定で持ち込んで使う感じです。これで落ち着いてます。

でもって、DA16-85mmのそれだけ一本では明るさや前後ボケを使いたい時、曇りや夕方朝方にキツイ時がたまにあるので、そんな時にはFA43mmLimtiedやFA77mm Limitedを持ち出していくっていう形になります。ようやくスタイルが固まってきたというのかな。

KS1P9210
PENTAX K-S1 1/320s F5.0 FA43mm Limited ISO100

さて、先日はBlogの続きを明日、と言いながら、もう2週間も経ってしまいました。いやあ、月日が経つのは早い(笑)怖い世の中です(笑)

KS1P9376
PENTAX K-S1 1/320s F4.5 FA43mm Limited ISO200

顔のある太陽さん。のんびりなBlogペースを鼻で笑われてる気もしてます。
最近、当初買ったHDDA40mmは手放し、付けっ放しにしてるのはFA43mmの方だったりします。ほぼ同じでこっちの方が楽しいからです。
初めは77に対してシャープに解像してくれるHDDA40mmの方が住み分けできていいなと思ってたんですが、DA16-85mm買って考えが変わってしまいました。旅行には16-85mm、普段は43mmになってしまったんです。

KS1P9340
PENTAX K-S1 1/250s Sigma170-500:170.0 mm ISO125

最近は雨をかいくぐって、甥っ子の運動会でSigma170-500mmの大砲とかも使ってたりしてます。いゃあ、400mmを超えるのは遠くを掴めて楽しい(笑)。

こういうバリエーションがあるのがKの良さで、Qには無いところ。まあ、と言っても自分に似た顔の甥っ子の写真はBlogでは公開できませんのでモノなこんな感じの写真でニュアンスをつかんでください。ご勘弁を。

本題と言うか、個人的な今後のPENTAX なカメラとかについてK-S1を長く使ってみてのお話でも。

PENTAX K-S1は、エントリーと言うこともありますが、Qと違って、レンズにバリエーションを持たせることができるのKマウントの良さをしっかり味わえると思う楽しい機種です。
これを簡単に例えるなら小さめのソフトクリームに刺激のある本物のワサビをスリたてて直ぐに載せて食べるみたいな感じです。

KS1P9499
PENTAX K-S1 1/125s F5.6 DA16-85:85.0 mm ISO160

ただ、初めの時の印象は、出始めの頃に買ってしまったため、その時は値段もお高く、光るボディと言うギミックがある事もあって、反感を買う要素が多過ぎました。単体でもキチッと持ち歩きでそつなくこなす良さがあるし、レンズを使って楽しむこともできる美味しさがあります。
だから、今の値段ならどうでしょう。アレから5万近く下がったのかな?
これくらいの値に落ち着くと、結構、エントリーにしてはいい線いってるって思うんですよね。

確かに、Wi-Fi欲しい、バリアングル液晶欲しい、ストロボのレリーズ対応欲しい、そんな事言ってたら切ないし、上の機種との住み分けもあるだろうから望んではダメな事だと思うんですよね。
エフェクトは楽しいし、絞り優先もスピード優先も、楽なPも軽く選択できて楽しいです。シンプルな美味しさにちゃんとしたレンズで十二分に楽しめるカメラ、コレが、10ヶ月くらい使っての感想です。つまり、値段の壁が無くなった今、本当に美味しいカメラになっているということ。


まぁ、だからこそ、Qと比べてもソフト的な機能を削ってしまっていたのはマイナス要素だったと思います。他にはない軽いんだ、と言う一点でフルフレーム機を手に入れてもサブ機として、長く使えるわけですから。

まあ、何にせよ、私はK-3IIでも重いって感じちゃって、首が痛いって考えちゃうので、しばらくはコレがメインになると思います。

Qのクイックダイヤルが移植されない限り。

また、多分、次のQの買い替えは無いかもしれません。だって、Qがこうなれば、って望む機能は、 こういうカメラ本体だったらいいのに、と言う感じのものがSONY α7RIIという形で出てきてしまったから。マクロ需要も、Kマウント側で満たされてしまうからです。

多分、機能で言ったらあのαの姿が目指すべきカメラ業界の標準になるべきなカメラなんだと思います。しかも、今のカメラ業界の売り方では、1年もしたら新品のQプレミアムキットを買う値段感覚でそのα7RIIが型落ちとして買えちゃうかもしれない。

そうなると、PENTAX の良さを残したカメラの最高のAPS-Cサイズで、ベストなモノが出るまで、ってなります。

だから、メーカーさんは、1年超え出せば半額近くになるカメラ業界のペースを考えて行くべきで、それはつまりエントリー機種っていう設定を作る必要が無いって、そろそろ気がついて欲しい。
下手に中途半端な機能削り状態のエントリー本体なんか作っても、日本人でしかもカメラ買うような層ははスペック主義。だからたっぷり詰め込まないと売れないよ。
エントリーさんが求めるのも良い機種の型落ち。型落ちの前機種や発売して半年した機種とバッティングして、あちこち在庫だらけになってるやつ。言うなれば去年発売の冷蔵庫やエアコンみたいなモノ。

もうこれからの時代は、軽さ重視の1つとフルフレームの2つの展開だけで、後は切り替えのタイミングで二段型落ちがエントリー、新製品はアーリーアダプター。普通の人は発売から半年経ってから買い出す、ですよ。初心者は安くなった前やその前のモデルを買いますから。
フルも1年経てば40万が15万で買える時代になっちゃうでしょ?。価格維持がてきるPENTAXの本体なんてあるわけが無い。

なぜなら、それはメーカーの進歩を止める事になり、王者CやNを追随する姿勢をやめるわけでしよ、ある訳がない。
ただでさえソニーがあんな本体出したりするし、そのソニーのセンサーを使うメーカーなんだから。

今のPENTAX は結構カメラに独自の特徴出てきてて、昔のソニーやサンヨーみたいなメイドインジャパンのスピリッツを感じます。
だから、FujiのX-T10や、α7RIIが出たとしても、もう少しだけ様子を見たいなって思ってます。だからこそ、イノベーションラインは面白いけど、完璧モデルがそろそろ欲しい時期です。

IMG_90KS1
PENTAX K-S1 1/500s F5.6 FA43mm Limited ISO100

鍵はFA31の作り直しとフルが出たあとの軽量版のAPS-C版。エフェクトモード最中でシャッタースピードや絞りが触れたら楽しいですよね。そして、エフェクトを自由に自分好みで作れて簡単に切り替えられたら楽しいですよね。
そう言うのが私が欲しいカメラ。GPSも内蔵で付いてればストロボが自由に選べるし、普段嵩張らず軽くできるから嬉しい。
いつか出てくれるまで、待ってます。つか出る前に触っても見たい(笑)

K-3IIは欲しいと思ったけどバリアングル液晶無いし重デカイからシルバーとか出ても私は買わない事にしました(笑)

こんにちわ

随分と間が空いてしまいました。お久しぶりです。

お庭に種から植えたカモミールも2年目で花がいっぱいになる季節となってきました。

KS1P9132
PENTAX K-S1 1/200s F5.0 SIGMA17-50mm(52 mm) ISO100

いろいろな花を写真に変換していくのは楽しいですよね。 さて・・・
KS1P9159

PENTAX K-S1 1/160s F4.5 SIGMA17-50 mm(52 mm) ISO100

他のお花もいろいろ咲いてきて、初夏の気持ちも上がってきます。

ところで、最近気に入っているドリンク、グリーンシャワーっていうのがあるんですけど・・・

KS1P9161a
PENTAX K-S1 1/60s F2.5 lens:77.0 mm(115 mm) ISO1250 線画調

これ、ホップを利用した炭酸フレーバー水なんですよね。結構お気に入り。
人によっては青臭いとかいう人もいるそうですが、個人的にはマスカットのような香りに近いと感じています。
これが、素で飲んでも美味しいし、例えばカルピスとか、レモンとかで割っても美味しい。
すごくいいですよ。


KS1P9145
PENTAX K-S1 1/160s F4.0 SIGMA17-50 mm(52 mm) ISO100

ということで、我が家には、今年からホップの居場所ができました。
グリーンカーテンを狙っています。

さて・・・

ここからが本題。

このK−S1の立ち位置を、今後どのようにしていくか、悩んでおります。明日へと続く…。
 

こんにちわ

さて、ここのところ、SIGMAばかりでしたが、Tamronの方も使ってきました。
今回のレンズは「TAMRON SP AF 17-50mm F2.8」通称A16です。

前回の庭での色テストにてHD DA40 Limited F2.8に近い色を出してくれたものです。

KS1P3170
PENTAX K-S1 1/1600s F11.0 Tamron17-50mmF2.8(A16) :50.0 mm(75 mm) ISO200

まずは家の軒先から逆光を撮ってみました。まぁ、この感じは個人的に好きです。

KS1P3188
PENTAX K-S1 1/2000s F2.8 Tamron17-50mmF2.8(A16) :50.0 mm(75 mm) ISO100

次は近所の池や畑にフラっと立ち寄り朝のはじまりを撮り続けてきています。

KS1P3186
PENTAX K-S1 1/2000s F4.0 Tamron17-50mmF2.8(A16) :50.0 mm(75 mm) ISO100

相変わらず逆光時のシルエット化はPENTAXの特徴です。

KS1P3200
PENTAX K-S1 1/250s F5.0 Tamron17-50mmF2.8(A16) :50.0 mm(75 mm) ISO100

この丸ボケの出方は好みが分かれますよね。二線ボケにならない場合にはいいんですけどね、ちょっとこのレンズはくどいかな?

KS1P3232
PENTAX K-S1 1/20s F5.0 Tamron17-50mmF2.8(A16) :38.1 mm(57 mm) ISO100

もう、気がつくと霜が降りてる季節です。12月ですしね・・・。
足元を見ると柱も出来てますよ。

KS1P3225
PENTAX K-S1 1/160s F4.0 Tamron17-50mmF2.8(A16) :38.1 mm(57 mm) ISO100

この茶色もそうですし、下のブロッコリーの緑もそうですが、本当にPENTAXのカメラの色はたまらなく好きです。
この間、α7IIを触ってきましたが、あっちの色の出方はPENTAXのような、なんというか「絵」になる色にならないというか、現実的というか。
絵になるカメラ屋の写真の色って、FUJIFILMとPENTAXが一番わかっているというか、ツボを得ている気がします。キヤノンやSONYのはどっちかっていうと記録用という色というか。


KS1P3212
PENTAX K-S1 1/800s F3.5 Tamron17-50mmF2.8(A16) :32.5 mm(49 mm) ISO100

PENTAXはSONYのセンサーを使っているわけですから、この辺の画像エンジンの作り方が好みにマッチしているんでしょう。
K-S1は、さらに24万画素ではなく、20万画素なため、ディスクにも優しい。とはいえ、普通にチョトっととってくると平気で1枚10-12MBですからね、あっという間に1GBクラスのデータ転送になります。

自分的には12万画素だと少し物足りないから、16〜20万画素ぐらいで落ち着くのが一番ベストかな〜。


KS1P3256
PENTAX K-S1 1/200s F4.5 Tamron17-50mmF2.8(A16) :45.0 mm(67 mm) ISO100

この絵と下記の絵。

KS1P3228
PENTAX K-S1 1/60s F2.8 Tamron17-50mmF2.8(A16) :38.1 mm(57 mm) ISO100

一方は、いかにもPENTAXらしい背景が溶けてる感じ。もう一方は二線ボケらしき丸ボケ出まくり。
好みだからなんとも言えないんだけど、PENTAXらしいというか、私が好きなのはFA77mmLlimitedでもお馴染みの「溶けている」方。

溶けている方って、なんか、SONYやキヤノンの絵より、個人的な感性に訴えかけられてる感じで好きなんですよ。今のところ、★DA50-135mm と FA77mm Limtedではそれが出てるのでこういう方向のレンズが良いなぁ、と思っていたり。


KS1P3264
PENTAX K-S1 1/160s F3.5 Tamron17-50mmF2.8(A16) :45.0 mm(67 mm) ISO100

もちろん、前回のSIGMAのレンズみたいにキッカリ・クッキリするのも好きなんですけど、フワっっとするのが好きなんですよね。

KS1P3269
PENTAX K-S1 1/80s F3.5 Tamron17-50mmF2.8(A16) :47.5 mm(72 mm) ISO100

KS1P3270
PENTAX K-S1 1/80s F6.3 Tamron17-50mmF2.8(A16) :47.5 mm(72 mm) ISO100

この2つなんか、TamronなのにPENTAXのレンズっぽい。
こういう絵が撮れるのいいですよね。

K-S1って、何気に使い出すと結構いい感じです。
でも相変わらず霜柱とか、最後の2枚とか、ファインダー見ないで撮ってますけど(笑)

ごめんなさん、ウリにしているファインダー、これはこれで気持ちいいです。
アイカップはオリジナルのやつが広くて見やすいので、拡大使わずにこのままで良いですよね。
そして、ライブビューも日中で結構見えてる。

だからそれなりに意味あるのですけど、個人的にはK−S1の形状と重さって、縦持ちローアングルにすごく向いてるんじゃないかと思うくらい気にいってきました。
今回はそんなショットばかりです。

本当の意味でのエントリーには、ちょっと向いていないけど、QとかでPENTAXの発色を知って、多少なりともカメラで撮って絵を残すことが好きな人には無茶苦茶良いカメラです。

いーじゃない、これ。 
機能オタク・スペック兇徒には向いてないと思うけど、アートな感覚で絵を撮りに行く人には向いていますヨ。巷で言うほど、決してダメな子じゃないです。

個人的には自分好みのお気に入りエフェクト登録があったり、エフェクト中でもAVかスピード変更する手段があれば、尚いいんだけどな・・・。

まぁ、次のモデルでなんとかします、とかいう答えは要りません。
どんどん機能が追加されていく家電的なカメラが欲しいと思う時にはSONYの方が良い。あっちはミノルタからようやくSONYらしさが出てきて良くなってきている。

だから、次の冒険するときは、α9sとかに行きますヨ。

K-S1はそういうモデルでもあります。リコーらしさが出てきたけど、さて、今後はどうなるかな。
SONYのように出し惜しみに近いモデルチェンジ戦略(というよりは、アッチはアイデアが生まれたら直ぐ出す感じだけど)されるPENTAXにはなって欲しくない。

さて、お題のTamronレンズですが、F2.8らしい明るさと軽さ、発色具合と、とてもバランスが良いです。
安いですし結構オススメできるかも。でも、まあ、個人的な好みになってくるのでこっから先は自分で感じたママの感性で選ぶべきレンズです。

残念ながら、私の中でのベスト標準域にあてはまらない感じがします。
べっぴんさんがベストになるとは限らない、そんな感じですかね。

次回は先にQでやってしまいましたが、ギリギリ間に合った紅葉の話でも。

こんにちわ

久しぶりになります。
ここのところ、色々と色んなレンズで遊んでみています。
K-S1を購入して、1~2ヶ月になりますし、色々本格的に実践投入(小旅行)して試してみたりしてみました。

結果的に、K-S1の方が綺麗に撮れているのは確かなんですけどね、Qの頃から感じていた不安がドーンってやってきてしまいました。

それは・・・。

まぁ、まずは、2枚ほどアップ。なんかココのCSSがオカシイようでスマフォからのアクセスだと人によっては縦写真が正しい向きにならないようなのでその辺はご海容よろしくです。

KS1P2850

PENTAX K-S1 Sigma18-50mm: 1/800s F4.0 lens:35.0 mm(52 mm) ISO100

KS1P2881

PENTAX K-S1 FA77mm Limited: 1/1000s F4.5 lens:77.0 mm(115 mm) ISO100

場所は栃木県の国見峠。雲海というか、雲河というべきですかね、コレ。紅葉とセットで見てきました。
普通の雲海っていうのは山のかなり頂に登って、雲の上の高度までの高い位置から見下ろすから雲が海のように広がっていくんですけど、ココの雲海は山の麓にある那珂川(たぶん水温5~10度)が冬の氷点下近い気温との差によって生まれる水蒸気、つまり唯の霧だと思うんですよね。

ただ、この霧、川のようにゆったり流れるんで見ていて気持ちがいい。しかも朝の6時半ぐらいの夜明けの頃から8時ごろまでに霧の高さが上下するから見ていて飽きません。
で、こんな素敵なところまできて、思っちゃうんですよ。

iPhone6Plusの方が簡単に綺麗に撮れてる気がする・・・。

その絵はこちら。

iPhone6Plus26


iPhone 6 Plus: 1/1799s F2.2 lens:4.2 mm(80 mm) ISO32

その理由は簡単。レンズのせいじゃない。コントラストというか、トーンカーブの綺麗な補正です。
あくまでPENTAXのカメラとiPhoneの違い、というかメーカーが作る色バランスの違いなんでしょうけどね、暗いところを測光させると明るい空の「青色」が綺麗に出なくなり、空を重視すると手前の暗め側がシルエットになってしまう。

Qの08番を使っているときもそう。PhotoShopとかでトーンカーブとかカラーレベル、特にシャドー側を調整するとバランスよくなるのは判っているんですけど後から加工するの時間がもったいないのでやりたくないのですよ。

でも、iPhoneなら難しいこと無い。ピント合わせてスライドしておくだけ。気に入った色バランスが指一本。
簡単な紅葉と雲海がセットになった絵が手に入るんですよね。

で、HDRとか色々やってみて、K-S1でこんな感じ。


KS1P2867

PENTAX K-S1 FA77mm Limited: 1/320s F4.5 lens:77.0 mm(115 mm) ISO200


まぁ、なんとなくイイ。でも、暗くなら無すぎないようにHDRだけでなく構図も変えてなんとかって感じ。
そういうのメンドクサインですよね。欲しい絵が手に入らない、欲しい色のためにフレーミングを変える、後から時間を奪われる。
そういうの嫌いなんですよ。

素人的に見ても、iPhone6Plusの方が手軽で良いじゃん、になってる。うん、実際に嫁さんがiPhone6Plusで撮ってるんですけど、コレだけを見れば高いカメラの意味ない。

景色のPENTAXが景色で負けてちゃ意味無いじゃん。
もちろん、撮りかたも悪いんだと思う。レンズもイイのを選んで、正しく露出設定してシャッタースピードを選んでやればiPhone6Plus以上の絵が撮れると思う。それは判ってる。

でも、手軽さでは完璧に負けてる。Qならば、ダイヤル1つでなんとかなる。コッチの思想だと1枚の最高の絵を手に入れるのにiPhone6Plusなら10枚とって10枚が80点になるところ、K-S1ではファインダー越し操作で10枚撮る時間を使って3枚の95点の絵が撮れるっていう感じかな。
ちなみに、Q7を使うと10枚撮る時間で20枚の65点の絵と色変化した絵が手に入る感じ。

やっぱり、Qの方が楽しい。

K-S1は、Qの上位にならない。iPhone6Plusの代りにもならない。

ただし、以下のような絵を撮りに行くときには、K-S1は最高。軽い、手軽。シャッタースピードに強い。

KS1P2935

PENTAX K-S1 Sigma18-50mm: 1/125s F2.8 lens:35.0 mm(52 mm) ISO100

コイツは実家の家になついている野良。といっても田舎な実家ではほぼ毎日エサをやっていて、可愛がってる。田舎だから隣の家まで100m以上。家に入れるつもりが無いから無理に首輪していないみたい。

Sigmaのレンズを使っているっていうのもあるんでしょうけどね、ヒゲの細さとか、毛並みとか綺麗に撮れています。カメラ本体を動かしながら撮っていますので、iPhone6Plusではこうはいかない。シャッタースピードの速いカメラだからこそ、こういうのが撮れるんですよね。

だから、K-S1とかQ7とかiPhone6Plusとか、それぞれ使い分けなんでしょうね。

KS1P3010

PENTAX K-S1 Sigma18-50mm: 1/4000s F2.8 lens:35.0 mm(52 mm) ISO250

野良だから目つき悪いんだけど、餌付けしているから飯があると判ると人懐っこくなる。目も変わる。アングルを変えただけでムッチャ可愛い。

向いてるシーンがそれぞれのカメラである、こういうのが難しい。

まぁ、近くにいる被写体、ある程度距離が近めの被写体についてのKマウントレンズは非常に強い。
FA77mm Limitedのボケとか、今回のSigmaだけでなく、無限遠が必要とされないシーンでは、Kマウントレンズの方が気持ちがいい。

こういうシーン、猫とかの目の前に持っていって撮りだす仕草だと、野良は逃げるか、または人になれてる奴はレンズを追っかけて間近に近づいてくる。だから自分は後ずさるように離れながらシャッターの連射が必要・・・、簡単なようで結構難しいのが猫ドリ。

K-S1は軽いから便利。こんなシーンではやっぱり怖いからこういう猫ドリの際のレンズにはプロテクタしちゃう。なにせザラザラなあの舌で舐められたくないしヒッカカれたくもない。だからこまめに装備にお金使っちゃう。

カメラ本体の話に戻そう。うーん、やっぱり、チルトかバリアングルな液晶欲しいぜ、旦那。

猫を上からかがんで撮ってると、今の像がまったく判らん。
今回の猫の2枚は自慢のファインダーまったく使わずだった。液晶すら見てない(笑)


・・・1ヶ月使ってみて、やっぱり思うのは、今の時代のエントリー機のコンセプト、思いっきり間違ってると思う。このK-S1の搭載機能は古い時代のオッサン向け。LEDのサポートもうっかりさんな年寄り向け。

今のデジタルおたく向けには、(1)チルト液晶、(2)明るいレンズ、(3)現像いらずな便利機能、(4)手軽に撮影でハイクオリティな絵。これですぜ。

ちなみに俺ッチは、Qの機能、クイックダイヤル含めて全部のQの機能もつKマウントレンズ版+傾けられる液晶のカメラが欲しいんだ。Qでは出来ないクイックダイヤルを選んだ後でスピードとか絞りとかまでイジれれば最高。・・・まぁ、光学ファインダーはあってもいい。電池持つしね。
でも、残念ながらエントリー機には、もう要らない時代なんだよね、結果のわからない光学ビュー。

カメラ機能そのままでは、「見たままを全部そのまま残せない」のに「見たままを重視しても意味ない」って気がついちゃったんだよね・・・。無理して光学にしといて、後から見たままに近づける現像処理なんて無駄やん。

簡単な露出調整も含め、スマフォになれているユーザーが一番欲しい機能がたくさん無いのが、PENTAXのエントリー機種だ、コレは揺るがせない事実。それを受け止めて、K-S1を使う分には楽しい。軽くて手軽にLimitedなレンズが使える。デザインもイイ。

でも、大半のエントリーさんは、FLUCARDでiPhone転送するくらいなら、始めっからiPhone6Plusで撮っちゃうだろうね。はじめは16-85mmセットなんかで出せばもっと売れるかもとも思ったけど、コレ、ちがうね、FA31mmやFA77mmLimitedな最高級レンズとセットにして売る『レンズに付けるボディ機』だわ。
 

こんにちは

この軽くて写りの良いK-S1を旅行に持ち出して使う際、便利でかつ写りもいいなこれ、っていう広角側のズーム探しが続いてて、コレっていうのが見つかっていません。

昨年Q7の購入と同時に、はじめてKマウントレンズを手にしました。購入したのはスーパー望遠の役目にと思って DA18-270mm 452.0gです。 K-S1が手に入るまではKマウントアダプターQで使う4.6倍の超望遠レンズ扱いでした。今、ようやくAPS-Cの晴れ舞台に登ったのですが、全体的に良いレンズなんですけど、F3.5始まりなのに、なぜか心地よいスピードで撮れないことが多いので太陽のあるお外専用になっています。だもんで、それからのステップアップの意味として他の候補を探しているところです。

広角から望遠まで全部一本で軽く済ませたい、と言う思いはこのDA18-270mm以外選択肢を考えていません。既にこれありますし、そもそも軽くありたいのが一番。変に重くするとならQと併せ持ちで事足りちゃいますしね。

それと、このDA18-270mmはとても静かです。そういう意味でお気軽なレンズとしては最適。多分先にQ7でFA77mm limitedを触らなかったら何の気持ちも抱かなかったかもしれません。

しかし、もう少し明るいつまり開放F値の小さい綺麗な絵が撮りたい、イコール室内や曇り空でもシャッタースピードを稼ぎたい、と思った時、やっぱりF2.8通しなどの、より小さい値のレンズが無いと、Q7で身に付いた高速スナップ運用には向かないなあ、ってことなんです。だから、DA18-270mmも悪くはないんですよ。

もう少しいいのを、ってことで中望遠側は結構時間かけて色々触り、DA★50-135mm に1.4倍のアダプターで可変するって言う結論が出ましたが、広角側は素で気にいる奴を見つけたいです。

自分で組み立てるドライブのような旅行なら、単焦点レンズをガチャガチャやるのが良いのですが、ツアーのようなものだとそんな時間はないですので、やっぱり便利ズーム、広角と望遠の2本運用にしたいところ。

そんな思いで徐々に探していたら、手持ちの中古入手レンズも増えてしまっている段階です。

K-S1を旅行用として持ち歩くための準備といいますか、広角側ベースレンズとしての検討をしているものは、ついに3本になりました。ただし資金的には中古です(笑)。コレってのが店頭で結論出てすぐあれば新品の方が良いと思いましたが・・・。

さて、最近やたらと前置きが長くなっていますが、本題に入ります。候補の最初の1本は先日お伝えした Sigma 18-50mm Macroです。
2本目の今回は本命、Tamron のA16です。もう1本、手に入れた安レンズ、Tokina 28-80mm F3.5とも比較してみたいと思います。

それぞれの重さは、下記。置換えの元と成る便利ズームレンズ、DA18-270mmの450gに比べ、軽いのがタムロン、重いのがシグマです。

検討1: Sigma 18-50mm 485.5g
当て馬: Tokina 28-80mm 274.0g(軽いけど広角距離的に使うつもりがない^^;)
検討2: Tamron 17-50mm A16 434.5g

KS1P1732

さて、画像比較でもやろうかな?って色々思って撮ったんですけど、微妙に同じところにピントが合わない。
そのせいか、色の捉え方も微妙に違う。
全部新品でやればハッキリするんでしょうけど、中古ってこういうの含め諦めるしかないですよね。

そこで、自分なりに考えたのは、HD DA40mm Limted F2.8 と同じものを撮影し、その色カーブを同じ撮影条件(F2.8ができるものはF2.8で撮る)でやってみて、カラーレベルを見て考えようってもの。

撮った対象は、こんなもの。

8-Limi
PENTAX K-S1: HD DA40mm Limtied 1/100s F2.8 ISO100

作例としては少しオーバーで飛んでる感じなのですが、まぁ、暗いとこあり明るすぎるとこありっていう手短な場所にあって直ぐ撮れるのは自宅の庭だということで(笑)

あまり日差しも強くなさげなところで連続して撮りましたが、雲がありましたのでまったく同じ環境で撮れない。

レンズの性能比較テストって難しいですね。

KS1P1715
PENTAX K-S1 1/2000s F13.0 Tamron 17-50mm A16:42.5 mm(64 mm) ISO200

で、庭の写真をそれぞれのレンズで撮ってみて、カラーレベルをMacBookで見ると、こんな感じでした。

広角レンズチェック

一応やれるところはやっておこうってことで、SRをオフ、三脚撮影、回折補正オフ、NRもローパスもオフ、イメージはナチュラル、ハイライトもシャドーも補正オフ。
それで比較した感じです。
絵をつけるとこうなります。

広角レンズチェック2

あくまでもこの時に記録されたカラーの取得具合って感じでの比較ですが、ぱっと見た目には、タムロンもシグマも大して変わらんです(笑)

まあ、でも、総合的には赤色カバーの幅が若干多めにとれるTamron A16の方が大好きな HD DA40mm Limited に近いようでして、更に重さも軽いってことで、コッチに分がありそうです。

DA18-270mm は暗い側にシフトしている感じがありますが、そもそも F3.5 -5.6なため、40mm付近ではその分暗くなっているか、明るい分が取得できなくて色が寄ったのかもしれません。

ということで、しばらくはA16を広角側で使おうかな、って思っています。

まだまだ対抗馬としては、PENTAX HD DA20-40mm Limitedと、今後出てくるであろう DA16-85mm ってやつですね。広角の2mmの差は割とあるので、かつ室内で使うことも考えたら、F2.8なSigmaかTamronの二択になるでしょう。DA16-85mmのレビューも観てみたい。チャートとかグリッドテストとか、フリンジテストなんて、マトモな一眼始めたばかりの私じゃ持ってないですし。

ところで、まだ写真が溜まっていないのでハッキリとは言えないのですが、Sigmaに比べ、Tamronのは2重のリングが出るアレ、二線ボケってやつでしたっけか、あれが出やすいです。

KS1P1704
PENTAX K-S1 1/125s F2.8 Tamron 17-50mm A16:50.0 mm(75 mm) ISO100

サムネイルは結構縮小しているので判りにくいかな、そういう意味では気にするレベルではないのかもしれません。
F2.8のレンズとして、それらしく期待通りに綺麗に溶けてくれるのはSigmaで撮った方が若干多い気がします。
先日にも書いたとおり、Sigmaの方が素直なレンズ特性で判りやすい。普通ですが、普通に期待した通りになります。

KS1P1696
PENTAX K-S1 1/200s F4.0 Tamron 17-50mm A16:50.0 mm(75 mm) ISO100

Tamron A16は色もよし、軽い。ちょっとボケが汚い傾向が出てはいるけど、ポイントは旅行用の便利レンズの広角側としての検討ですから手軽さです。

DA18-270mmでは暗くて日中以外では撮りにくいし、無理に一本で諦めるならコンデジで良い訳で。せっかく一眼なんだから1本で済ませないで、2本で切り替えて気に入った絵を見つけたいってことです。だから、その際、中望遠は DA★50-135を使う前提ですが、アレ少し重いですから、持ち物は少しでも軽くしたいので、私の広角側は当面 Tamron A16でいいのかな、と思います。

色のりはいつものPENTAXぽいので、カスタムで鮮やかとか使わなくてもナチュラルそのままでも使っていけそうなのが良さげです、コレ。

KS1P1688
PENTAX K-S1 1/160s F3.5 Tamron 17-50mm A16:50.0 mm(75 mm) ISO100

ぁあ、対抗馬としては、DA★16-50mmってのが有るのは分かってますが、対象外です。怖くて中古に手は出せないし、新品買うのは価格的に厳しい。また、足ズームでカバーできそうな最高峰レンズである、FA31mm Limited も、今後HD版とか作り直しが出てくれる可能性もあり、自分的にも熱望。もっとも、Qの09番マクロの入手が先かな、とも思ってるので今年のレンズ購入はもう自主規制です(笑)

こんにちは この間、 Sigma 18-50mm Macro F2.8を試す機会があったのでその辺の話を。
と、言っても、素人なので感覚でしか話せませんが(笑)

まず、すでに生産終了なレンズなので、中古でしか手に入らないかもしれません。
つけた感じは結構軽く感じました。

前回の書き込みでも書いたとおり、レンズと本体合わせて1kgぐらい。長さのバランスも良く使いやすいです。

KS1P1468
PENTAX K-S1 1/60s F2.8 Sigma 18-50mm Macro:35.0 mm(52 mm) ISO1250
#レンズの重さと同じぐらいの肉

あ、レンズのズームリングを回す向きが逆なので、その点では使いにくいかもしれません。

IMGP9550

取り敢えず、お花に近寄ってみました。花形フードの先端5cmくらいまで寄れます。

KS1P1424
PENTAX K-S1 1/320s F7.1 Sigma 18-50mm Macro:35.0 mm(52 mm) ISO100


他、広角が18mmスタートなので結構使いやすいです。大きな建物とかもすぐに撮れるため、割と街歩きに向いています。
注意:画像はサムネイルです。オリジナルの配信は終了しました。

KS1P1596
PENTAX K-S1 1/640s F8.0 Sigma 18-50mm Macro:35.0 mm(52 mm) ISO200 ハードモノクローム

肝心の写りに関しては、可もなく不可もなく、驚くところもなく、というような気がしています。
近寄って遠くに背景を配置しているときや、F2.8に絞ってボかしてると期待通りの明るさで奥行きのピント幅も良く、ぼかしやすい絵を簡単に作れます。
気になるのは、逆に絞って広角を撮るとき。なんか、Q7で08番で撮っても変わらんじゃん? って思えてしまうような気分にもなります。まぁQ7と08が優秀なのかもしれませんが、画素数はコチラの方が上ですのでその分良い、くらいな感じ。一概には比較できないし、私は科学的には説明できないのでなんともいえませんが、そんなイメージです。

KS1P1416
PENTAX K-S1 1/200s F5.6 Sigma 18-50mm Macro:35.0 mm(52 mm) ISO100
#SIGMAのレンズでtamron社を撮る俺(笑)

うーん、そこそこに良いレンズなのですが、ドキっとするようなワクワク感はこのレンズからは来ませんでした。でも、まぁそういうような色々な事情があって廃盤したレンズなんでしょうね。それと、なんか、距離情報がおかしい、この個体固有かな?みんな35mmになっちゃってます。

KS1P1597
PENTAX K-S1 1/160s F4.5 Sigma 18-50mm Macro:35.0 mm(52 mm) ISO100

コレがQのレンズみたいに、もっともっと軽かったら外で汚れも気にせずガンガン使う常用レンズ、ってなるんでしょう。それでもかなり軽めですから、普通ならコレでいいかもしれません。
手元にはQ7+08レンズがあって、それより重いですからね。コレ使うなら広角に関してはQ7+08でいいやって感じもしています。Kマウントレンズの広角側〜標準域のズームレンズって難しいですネ。

KS1P1590
PENTAX K-S1 1/500s F8.0 Sigma 18-50mm Macro:35.0 mm(52 mm) ISO100

広角側の旅行レンズ、もう少し色々見ていかないと、自分的にコレ!っていうところに来ていません。
このくらいなら、DA18-270mmでもいいかな、でもF2.8を実現していて一応マクロみたいだから、室内に入ったとき切り替えるのには向いているかなぁ?って感じです。もうちょと他のと比べてみたい。


・・・さて、買ってからずっと気になっていたところの1つ、背面ダイヤルの「かたさ」についてですが・・・。

2014-10-23-23-23-11
・・・軽く回せる時と重くて硬く感じる時の違いがなんとなくわかりました。

上の絵でわかるかな〜?
どちらかというと中心方向(OKボタン)に向かってギザギザのある外端から水平に近い角度を意識して中央にむけた力を入れながら押し回すと、わりと軽く感じます。力も要らず回るみたいです。
逆に外に向かって真下に押し潰すように回すと回り難くなります。この辺、SONYが作ったスピードセレクターとちょっと違いますね。

ちょっと指の腹が痛く感じますので、この辺、女性とか指を大切に大事にしている人は力を入れすぎないよう練習した方がいいかもしれません。

so505is
FinePix F700 1/9s F2.8: 200mm(7.7 mm) ISO200
#古い写真ですが、SONY SOS505is携帯のスピードセレクターUIは素晴らしかったですよね。それにしてもコレ、偶然かもしれませんが、FUJIFILM F700ってF2.8だったんだ(笑)

さて、今のK-S1の話題は、スイーツですよね(笑)

でも、この売り出し方はどうなの?と思ってしまいます。

今回のスイーツコレクションなカラバリて、この1ヶ月でコットンベージュとかレギュラーの白とか買った人は「あぁ、もうちょい待てば良かった」って思っていませんかね。悔しいんじゃないでしょうか。

l_os_K-S1_swl01
実は、私も「ライムパイ」が気になっています。前面グリップの所がライム色なんですよね!羨ましい。
ココのグリップ交換サービスとかやってくれれば嬉しいのに。

というか、やるべきでしょう。そもそもこういう売り方は私が思うに・・・(後で説明)。

で、普通に考えるとですね、こう、発売から間もない時で、こうした新しいカラバリ展開を行うのって、(1)更なる話題の弾み、(2)値下がり防止、(3)男子向けだけじゃなく女子向けな戦略なんでしょうけど、どうなんでしょう。

今回だけに限って言えばイイやり方なのかもしれませんけど、個人的にこんな売り方されてしまったら、こんなやり方、マズイですよ。だってもう次のモデルが発売されるときには、K-S1だけでなくQであっても、その発表と同時に予約して買うのはやめようって、誰もが思っちゃいます。
そう、話題性が続く反面、アーリーアダプターを切ってしまった売り方じゃないかと思うんです。

あぁ、PENTAXのカメラをすぐに買うのは「愚策」。

発売されても数ヶ月は待った方が「より良い色」が後から出てきて、そうでなくても値段がこなれる・・・って、ユーザーは学習しますよ。
そうなると、今回以上に他のモデルでも「まずは様子見」が加速するでしょう。

これ、今後PENTAXから出るカラバリ展開機種は、初速ゼロになる可能性がありますよ。マズイです。

私自身、例え次のQや魅力のあるモデルがでても、もう、ギリギリまで様子見ようって思いましたから。
そうなると、よっぽど完成度の高い機種でない限り、他のメーカーの待った後の新製品との比較になるので、よろしく無いんじゃないかなぁ、と思うのです。
安く作るためのハードルを上げてしまった気がします。

また、今回のオーダー期間は、クリスマス時期からも微妙に外れているので、今度は青ベースの違うモデルとか、黒の派生も期間限定な受注生産でバリエーションが出るんでは?・・・ などという気もしてきます。年明けから。これは、マズい概念を植え付けてしまった気がします。


でも、それでいいのかもしれません。

これが後回しにした私なりに思うことではありますが、一旦作った倉庫在庫、そのレギュラーカラーにちょっとだけ派生するモデルでずっとやっていく展開、っていうのは、捌きにくい溜まったものを定期的に吐き出し、消化できるわけですよね。
これは新しい売り方です。

しかも、余ったグリップは交換サービスで提供してくれれば買った後のユーザーにも興味がもってもらえる。そのやり方は面白いです。
(だから、そういう意味でライム色のグリップ交換受け付けてください・笑)

最近のカメラ販売、買う側としては100円でも安い方がいい、それはありますが、初めから半額以下で売らないと買ってもらえない、または初心者に言葉で畳み掛けて売らないと、なーんてこと意識すると、色や光などの判りやすいモノで訴求するか、きっぱり諦めて原価が2〜3割で作れるようにしておかないと儲けになりません。でも、そうすると、それ相応の機能と耐久性なものしか作れません。

買ったモデルが2年で壊れて新しいのを、っていう家電的な戦略での喚起もあるとは思うのですが、個人的には、サブカメラ的にも役目を与えて、買ったものは長く使っていきたいとも思います。

また、長期旅行などでも安心できる質感っていうものであって欲しいです。
だから、あんまり安い造りにしないでちゃんとして欲しい。そういう意味で、今回のK-S1は、過去に作ったモデルの流用部分、塗装をする部分には少し高級感がでる色、汗や擦りなどで剥げる部分は素材の色、奇麗なラインで差を分かり難くしているデザイン、結合部分にLEDと透明パーツ、いろんな意味で良く出来ていると思います。ハードについては。

KS1P1436
PENTAX K-S1 1/100s F2.8 Sigma 18-50mm Macro:35.0 mm(52 mm) ISO200

このカメラはQのように常に首か肩からぶら下げてサクッと撮るためのカメラだと思います。
だから、Qでよく使うクイックダイヤル的に使えるEFFECTのお気に入り登録だけは、アップデートで欲しいなぁと思います。

ハード側のグリップ色交換と、ソフト面のお気に入り登録だけあれば、K-S1はずっと使っていける良い機種だと思います。
防塵防滴モデルではないので長く放置する事は私的には無いでしょう。だからでインターバルとかはもう無くても良いと思います。

P.S. つぅか〜、昔から明るく撮れる軽いカメラをずっと追ってましたけど、2003年から11年も経っててもF2.8呪縛なのか・・・あの頃はF2.8とはいえセンサーも小さいコンデジだからまったくボケなかったな・・・。

↑このページのトップヘ