さて、気がついたら2015年になり、このK-S1の存在を消し去るかのような新機種の噂も聞こえてきました。
新しいのは、Wi-Fiもあればユーザーモードもあったり、どうしようもないキットレンズの置き換え、すぐに切り替わるAF/MFスイッチへの対策、さらにはiPhoneではベースとなってるオートHDRなんかもあって、より今の時代のエントリーに相応しい内容になっているようですね。
こうなってくると、変に機能を削られたK-S1とはなんだったのか、まさに最初に飛びついた人の負けモードな状態ですよね。
私自身も、今後はQも含めて新機種には慎重になりたくなってきました。

と、言うことで、暫くはメインレンズの旅が続くかな、と思います。

KS1P4501
PENTAX K-S1 1/125s F5.6 DA16-85mm:85.0 mm(127 mm) ISO100

さて、年明けの最初のレンズのお話は、1/1元旦に載せた写真、初っ端のを撮った奴ではなく、海外旅行にはもってこいじゃないか?と思われるこのレンズ、DA16-85mmです。

KS1P5075
PENTAX K-S1 1/1600s F4.0 DA16-85mm:23.0 mm(34 mm) ISO100

年末年始で数千枚程試し撮りかつ本番運用をしてきました。
ただし、まだ撮ってきただけで、一枚一枚の写真を家のモニタでチェックをしてる時間がないので、片ボケが出てるか?とか、歪みはどう?とか、正直よくわからない状態です。今日は旅行の初めの日程の絵から数枚取り急ぎアップしてみました。

KS1P5286
PENTAX K-S1 1/125s F4.5 DA16-85mm:60.0 mm(90 mm) ISO2000

基本、リバーサルフィルムでアンダー気味に撮ってます。F値も暗めのレンズなので、そうなりやすいし、むしろそのままにしてISOを100-6400のオート範囲設定した状態で、K-S1のセンサーの良さである高感度を活かす運用にしてガンガン使ってみました。

KS1P5325
PENTAX K-S1 1/200s F5.6 DA16-85mm:85.0 mm(127 mm) ISO100

場所はイタリア、ローマ。
例によってオリジナル写真は onedriveスペースに置いてあります。ここのはリサイズ済み。

あ、そうそうレンズうんぬん言う前に、このK-S1について、一つは、各所でも言われている通り、AF/MFスイッチが勝手に切り替わるムカッとくる現象がなんども起こったことを報告しておきます。これ、明らかに設計バグ。

KS1P5245
PENTAX K-S1 1/80s F4.5 DA16-85mm:39.0 mm(58 mm) ISO800

もう一つは写真を撮る際の電池、スタミナ具合ですが、平均して1分に1枚くらい撮る感じの、朝から夜までずっと動き回るスタイルで、3個弱の電池が必要でした。海外旅行に使う際には電池の確保だけでなく充電器の用意も要るかもしれません。

KS1P5451
PENTAX K-S1 1/200s F6.3 DA16-85mm:85.0 mm(127 mm) ISO100

さて、レンズについてですが、ここまでいくつかの写真を載せてみたのを見て、皆さんどう思いますか?

KS1P5510
PENTAX K-S1 1/160s F7.1 DA16-85mm:26.0 mm(39 mm) ISO200

暫くはDA16-85mmの話をしていきたいと思いますので、今日は一言。

レンズの交換をしてスリにチャンスを与えたくない海外旅行、かつ、スケールの大きい建物が多いのも海外旅行の特徴ですが、これ、結構いいです。うん、ISO6400くらいの高感度でもノイズが気にならないカメラ本体前提かもしれませんが、良いです。かなり満足できます。
取り敢えず、まずは、第コレが一印象です。