abeshi's snapshot :Exhilarate 軽いカメラ PENTAX K-S1

K-S1について色々語った記録(現在終了) by Abeshi.

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謹賀新年 2015

あまり明るくない夜明けかもしれませんが、上を向いていきましょう。
K-S1ともども、今後ともよろしくお願いいたします。

Photo by FA★28-70mm  with K-S1   at LAKETOWN

前回に引き続き、PENTAX DA17-70mm F4 のお話となります。
コッチのblogは年内これでアップかもしれません。

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PENTAX Q-S1 1/10s F6.3 F4:5.4 mm(25 mm) ISO800


K-S1にDA17-70mmをセットした状態はこんな感じ。バランスいい上に緑ラインがいいんですよね。

装着感は少し大きめで、重さは485g。重めですが、500オーバーしていないので許容範囲です。

細かなところを箇条書きメモ。

・QSFのリングが緩め
・広角で若干歪曲
・F4なのに暗め
・溶け系のボケが出やすい
・解像感はあまり感じられない
・画角は結構使いやすい
・近接物撮影が良い

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PENTAX K-S1 1/800s F8.0 DA17-70mm F4:25.0 mm(37 mm) ISO200

逆光はこんな感じです。

このレンズは不思議な感じがします。
F4通しということで、明るめを期待してみると、意外に暗い。
しかし手前に何かを置いて後ボケを期待する写真は「この上なく気持ちいい」。

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PENTAX K-S1 1/160s F4.5 DA17-70mm F4:70.0 mm(105 mm) ISO100

光の量が確保できる時間帯までは感じる力が弱いのか、F4通しのくせして5.6のレンズとかより暗い感じがし、シルエット化しやすいんです。しかも補正すると明るめの色が飛ぶ。


逆に光を確保できるようになると色乗り、ボケ具合ともに素晴らしい。

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PENTAX K-S1 1/5s F22.0 DA17-70mm F4:28.0 mm(42 mm) ISO800

暗いシーンでも光のアクセントがあれば、それはそれで「この上なく気持ちいい」。

それは屋内でも屋外でも同じ。

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PENTAX K-S1 1/60s F16.0 DA17-70mm F4:63.0 mm(94 mm) ISO320

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PENTAX K-S1 1/125s F5.0 DA17-70mm F4:70.0 mm(105 mm) ISO100

また、光の量が確保できるような時間帯になると2色の色抽出にも耐えられるほど色乗りが良い。

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PENTAX K-S1 1/160s F6.3 DA17-70mm F4:23.0 mm(34 mm) ISO100

今回、紅葉を黄色と赤の色抽出をしてみましたが、とても綺麗に抜けています。むしろ中途半端な露出補正で青空が薄れるより全然魅力的になるというか。

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PENTAX K-S1 1/1000s F5.6 DA17-70mm F4:70.0 mm(105 mm) ISO100

最近ハマリの「縦持ちアンダーニーショット(ファインダーも液晶も見ず)」では、なんと非常に相性が良い。
このカメラを下にぶら下げて撮るひざ下の地面を這うようなショットでも、黄色の出具合、影と陰の明暗バランス、前後のボケの出具合がとても綺麗に出ていて、「やるな、このレンズ」っていう感じになります。

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PENTAX K-S1 1/500s F5.0 DA17-70mm F4:70.0 mm(105 mm) ISO100

いやはや、これ、SIGMAの17-50mmF2.8より感性に訴えられる絵が得られやすくイイです。暗めのところが苦手だけど、ある程度調子に乗るとものすごくいい、っていうPENTAXのレギュラーレンズの特徴的な良さを代表しているかのようなレンズです。
人に例えるならソコソコの可愛さを持ってて、かつ非常に愛嬌が良い感じ。

灯りの確保さえしっかりしていれば、テーブルフォト(どこかに欠けを作るタイプ)にも相性が良い。

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PENTAX K-S1 1/125s F4.0 DA17-70mm F4:63.0 mm(94 mm) ISO500

しいて言えば、露出補正かHDR、または遅めのシャッタースピードか、ISOの持ち上げ下げが必須。Pやオートでは撮りにくいっていうのが難点でしょうか。この餃子のように何も考えないで撮るとわずかな油の感じは出るもののアンダー気味になります。

結論からいうと、ファインダーで見るタイプのミラー搭載カメラ(一眼レフ)向きではありません。

K-S1の話と併せてみます。

K-S1は、どちらかというと戦略失敗のカメラです。中途半端。それは同じエントリーでも2系統のエントリーが存在することに気が付かずに古い時代の売り方をしてしまったことです。

【対ガジェット好きのユーザー】をターゲットにするなら
  • スペックで見劣りするものはダメ、並列比較で、その対象はカメラ専門業界の品物だけではない
  • 新品価格でも飛びつきますが、その分妥協が嫌い。
  • 他にない魅力に価値を見出す(便利なUI、特殊な外観、自分流へのカスタマイズ機能)
  • 能力を優先しますので、取ってつけたようなショボいキットレンズは嫌い
  • レンズキットだったらHDDA20-40mm Limited&HDDA55-300mmのダブルズームキット一択
  • 結果を見られないことが嫌い(撮る時点での色明るさ再現確認できる液晶~EVFではなかったり、背面液晶を傾けられないのはキライ)
  • 静かな音を好む(シャッター音)
  • 色々なものを同時に持ち歩くので、単体はできるだけ軽いものを好む
  • 個性あふれていてセンスの良いカラー(ハイセンスでシックなカラー)

【対ちょっと良いカメラで○○風を味わいたいユーザー】をターゲットにするなら
  • 何よりも価格、それにそこそこの機能(K-S1の100%視野やキットレンズはOK)
  • プロっぽい外観、プロっぽいファインダー。重さや大きさはプロに似てるほど好まれる
  • 後からでも直せる安心の付属ソフト
  • 不要な操作の排除(iPhoneの指一本は究極の姿)、ほとんどAutoかPでの撮影、露出補正なんかもしない
  • ちょっと良いステップアップレンズの存在、講習や自習教材の存在
  • 周りの意見に左右されやすいので、音や外観は「まわりがダメというとダメ」と認識する
  • 分かりやすい色展開(派手な色の組み合わせ、ピンクや白基準の色)

この2つを中途半端に混ぜたため、「誰向けの製品?」ってなってしまっているんじゃないかと思います。同じエントリーでも、レンズに投資してくれるのはガジェット系。でも、その人たちは中途半端が嫌いなので、いきなりスターレンズを求めてきたりするはずです。
ところが、今のラインナップに万全のスターレンズはありますか?否。ざっとみて、DFA100と★50-135、後は200くらいでしょうか。唸るような標準域は単焦点のFA Limitedの31mmか77mmしかありません。

○○風を楽しみたいユーザーは、便利ズームを好みます。でも、プロっぽいことを聞きかじっていますので、F2.8やF4、大三元で揃えられなきゃいやー、暗いのは安くなきゃいやー、というはずです。
かろうじて、16-85mmや18-270mm、HDDA20-40mm Limitedのようなタマはありますが、魅力があって、便利な旅のお供のズームレンズが少ないと思います。

この中途半端なK-S1、なんにせよ、日本のカメラ業界は、カーナビやWalkmanと同じように見つめなおさなければいけない時期に来ていると思います。
安く良いものが老舗メーカー以外からも簡単に出てくる時代、老舗メーカーはiPhoneなみの研究をしてきたでしょうか。ソフトの代わりに補えるハードのラインナップを揃えてきたでしょうか。
トーンカーブやレベル補正をPhotoShopで「個人が後で見たときのイメージを思い出しながら直す」時代はもう終わりだと思います。
今は「今見えている世界をカメラ本体が自動で補正して記憶ではなくリアルに合わせて直す」時代です。
ミラーレスが受けているところは手軽さではなく、その場で色やホワイトバランス、微妙な露出補正や色調整ができるところではないでしょうか。

だから小さな窓ではない液晶が必要、または覗いているファインダーの世界でもEVFが望まれているのではないでしょうか。スマフォ連携もガジェット系は大きい画面でしっかり撮れているか見ながらとかカメラを置いて自撮りでも綺麗な構図にしたいって言う欲求と、○○風側は単にリモコン代わりで、次いでにスマフォに保存したい、でしょう。なぜなら、USBで接続してWi-Fiでスマフォに飛ばすWi-Fiストレージ「ポケドラ(WFS-SR01)」みたいなのを既に併用してると思われます。
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K-S1は、みんな中途半端。UIや削られた機能なんてアップデートで改善できるのにやらない。
もしくは容量不足でやれないのかもしれませんが、妥協した製品はガジェットおたくには認められないんです。
K-S1は3万になったら買うっていう声が掲示板とかでみかけられます。それはつまり、ガジェット系のターゲットではなく、そういう人たちに興味を持たれた、ということでしょう。
デモ、紹介ビデオではiPhoneのようなものを欲しがるターゲットとしていました。

たぶん、経営層が求めているエントリーと、開発現場が作りたいものにズレがあるんじゃないでしょうか。

K-S1は使えば便利で結構いいんです。数ヶ月使ってみて、かなり満足しています。Qでは撮れない絵が撮れてきてますし、画素数も色の出具合もレンズとの相性が良ければかなり良いです。だから、初値に近い価格で買った人はその分早く使えたわけで、その分多く良い絵が残ってるわけですから、全くもって後悔する必要もありませんし、私も後悔してません。嫌なのは欲しいベストなレンズが見つからないことと、高値で買った人を放置してる姿勢くらい(笑)機種関係なしに離れるよ、これ。手ブレ機種のonly one的なシンボル消えたし、過去の資産なければ今後メーカーの優位性がない。

個人的にはファインダーは使わないこと多いし、それでも色再現や解像度、デザイン、使い勝手みんな悪くない。まあ、強いて言えば、あくまでも個人の主観ですが、欲しいのはPENTAX QのKマウント版で、電池スタミナが異様にもつ軽いカメラなので、 K-S1は、似てるけど、今のままではちょっと違うかな。Qのようなお気に入り登録出来てすぐ呼び出せるクイックダイヤルが最後の砦かも。なんか書き方が結構グダクダですが、ようは今の延長でショボい戦略、時期を待たないと買いたくない戦略が重なってるまま続けていくなら、よっぽど素晴らしいQのようなKがでない限り、もう本体買い増しはないかな。 K-S1自体もこのままQのサブでいいかな、っと感じてます。GPSと良いレンズあると違うのかもしれませんし、誰もが思いつくようなKにクイックダイヤル付けただけのようなのがでてもSONYの方が良いよね。あ、そうか、α7ⅡをOEMしてデザインとUI変えてクイックダイヤル付いたやつならら欲しいかも。モチロン10万で。それならFA77mm limited が本来の画角になるし魅力ある。でもそれもあと1年以内だけ。そんなレベルやね、今の世の中。

もう冬もまっしぐら、東京にも雪の季節がやってきたようですね、

それにしても、K-S1が今年のワーストNo.1のカメラとか面白すぎます。
デザインはLED含めて悪くないです。少なくても今の人達から見たら。

軽さも含めて悪くない意欲的なカメラだと思うのです。

しかしながら、エントリー向けと謳いながら高い価格設定、惹きつけるには貧弱なキットレンズ、より下のクラスのPENTAX Qシリーズと比較して敢えて削った機能があるところ、など、そもそも技術以外のところで足らないものが多すぎたようです。

さらに、スマフォなどを意識していたのにWi-Fiが無い、またはデュアルスロットになっていない(高速大容量な記録媒体と併用できない)とか、液晶が傾けられないとか他のメーカーに比べて大きく見劣りする部分がある。なのに高値で販売されていたりします。私が働き始めてカメラに興味を持った時にダイブするつもりで買ったPENTAX Z1 カメラグランプリ受賞モデル、その時も軍資金は10万でレンズ2本と言う出せる金額のベースラインがありました。それすら軽く超えてる設定は、発売後1年立たないと興味すら持ってもらえないレベルだと認識するべきでしょう。まあ、もっとも既に織り込み済みで年明けてからが本番なのかもしれません。

ただ、前にも書いたと思うのですが、時が経てば、と言う戦略はSONYのようなライバルが有ると難しくなります。まして、スマフォユーザー意識するなら、ライバルはSONYだけではなく、オリンパス、Panasonicだと思うのでkiss7比較の出し方はまずかったでしょう。値段が落ち着く発売1年後には、値段が落ちたα7Ⅱとの比較になります。既にK-S1発売時点で自社の最上位のK-3と1万くらいしか差がなかったのも価格戦略の落ち度です。

最後に背面ダイヤルはアイデア自体は悪くないのですが、Qのようなお気に入り登録がないために今一歩足りない感じです。
TvからAvなどへの切り替え時に前にセットした値が継続される仕様にはなっているので絞りもシャッタースピードも背面ダイヤルをうまく使ってコントロール出来る仕様にはなっていますが、これ、どれだけの人が気がつくでしょうか。ハイパーモードがないー、ダイヤル減ったー、と、騒がれて弱点になってしまうのがオチてです。もっと使い方も含めて今までとは違うって事をblogger集めてやるなり著名人に書かせるなりすべきだったと思います。
だから、背面ダイヤルは硬さも含めて調整不足感が否めない感じです。

さて、デメリットばかりが目立ってますが、良いところも多いのがこのカメラ。

まず、何と言ってもファインダーを覗くスタイルはカメラらしい。そして、今のカメラ界の最大の課題である電池、スタミナ問題をクリアできる点。これは使ってみて、いいな、って思う点でもあります。他の一眼と比べても大差ないかもしれませんが、ミラーレス機に比べてかなり違うと思います。

また、特徴的なLEDはタイマーよりSDの差し忘れで気づかされる事が多く、悪くない機能だと思います。

さて、今日の本題、標準域の自分的なベストレンズ探しの続編です。

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PENTAX K-S1 1/30s F5.6 DA17-70mm F4:33.0 mm(49 mm) ISO400

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PENTAX K-S1 1/60s F9.0 DA17-70mm F4:17.0 mm(25 mm) ISO100

今回は、関東でギリギリ紅葉が撮れる平林寺に行ってきました。

もちろん朝方の冷え込みがある中での撮影ではありますが、F4通しの実力チエックにはうってつけかと感じてのトライです。

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PENTAX K-S1 1/125s F22.0 DA17-70mm F4:63.0 mm(94 mm) ISO640

結果は、青空が綺麗に撮れてるものの、うーん、なんだか暗い。この一言に尽きます。少なくてもsigmaの16-50mmF2.8からみて、半逆光ですらHDRを使わないとヤバい感じです。

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PENTAX K-S1 1/250s F6.3 DA17-70mm F4:48.0 mm(72 mm) ISO100

こちらはなんとか持ち上げたやつ。

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PENTAX K-S1 1/100s F6.3 DA17-70mm F4:48.0 mm(72 mm) ISO200 HDR

何も考えずにこれくらいになってくれないと、エントリーとしては使いにくい(笑)いやマジでiPhoneだと指で一回押すだけでこれくらいやりますからね。

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PENTAX K-S1 1/200s F6.3 DA17-70mm F4:17.0 mm(25 mm) ISO100

これも同んなじ。何も考えずにファインダー頼りで撮るとこうなってしまいます。

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PENTAX K-S1 1/50s F9.0 DA17-70mm F4:17.0 mm(25 mm) ISO160

プレビュー見てヤバいってことで撮り直してコチラ。露出補正やら測光位置やら変えてこうなるわけですが、その分青空の気持ち良さが消えています。

うーん、色のバランスは色々変えないと良くならない。見たままを撮りたいのに見たままにならないこのもどかしさ。再現が難しいならアート感性にしたら、というQのような逃げができないもどかしさ、これが本当のファインダーな一眼ということでしょうか。それとも20万近くの本体とそれ相応のレンズを買わないとiPhoneクラスの色が出ないのが一眼なのでしょうか。

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PENTAX K-S1 1/250s F5.6 DA17-70mm F4:70.0 mm(105 mm) ISO100

それとも、HDRとプラスマイナスAv±な露出補正以外にも、一枚一枚の撮影の度に変えなければいけない何かが必要なのでしょうか。少なくてもQであれば大きめの液晶で色具合がわかるのでホワイトバランスを変えるとかできるのですが、K-S1だとライブビュー撮影にしなければわかりません。

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PENTAX K-S1 1/50s F8.0 DA17-70mm F4:70.0 mm(105 mm) ISO800

上のカエデは、逆に明るすぎ。まぁ、この手のはアンダーにすれば直せるんですが、ライブビュー撮影にしないといけません。下を見てもそう、コッチはやっぱり暗い。で、やはりライブビュー撮影をやりだすと、あっという間に電池が無くなっていくんですよね。また、この時点でファインダーの意味なし。

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PENTAX K-S1 1/80s F5.6 DA17-70mm F4:36.0 mm(54 mm) ISO500

どうしたらいいんでしょうね。レンズが暗いせいなのかな?それとも過去の遺物のようにファインダーにこだわってパソコンで現像調整する時間を取らなければダメなのかな?

割と日が照ってきてピーカンになりかけると綺麗に撮れ出すので、レンズがF4レベルでも暗くてダメな結論なのかな?
もしそうだとしたら、F2.8クラスのレンズでないと一眼レフを使ってる際には朝や曇りでは好みの絵は取れないってことになる。
それは困る、天気は自分でなんとかならない。これ困ったな。iPhoneはたしかに明るいレンズを持ってる。そして一眼レフにはない簡単操作の高度なアルゴリズムを持ってる。ふぅ、ってことで、DA17-70mmF4のお話は長くなったので一旦次回に続く事にします。

こんにちわ

さて、ここのところ、SIGMAばかりでしたが、Tamronの方も使ってきました。
今回のレンズは「TAMRON SP AF 17-50mm F2.8」通称A16です。

前回の庭での色テストにてHD DA40 Limited F2.8に近い色を出してくれたものです。

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PENTAX K-S1 1/1600s F11.0 Tamron17-50mmF2.8(A16) :50.0 mm(75 mm) ISO200

まずは家の軒先から逆光を撮ってみました。まぁ、この感じは個人的に好きです。

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PENTAX K-S1 1/2000s F2.8 Tamron17-50mmF2.8(A16) :50.0 mm(75 mm) ISO100

次は近所の池や畑にフラっと立ち寄り朝のはじまりを撮り続けてきています。

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PENTAX K-S1 1/2000s F4.0 Tamron17-50mmF2.8(A16) :50.0 mm(75 mm) ISO100

相変わらず逆光時のシルエット化はPENTAXの特徴です。

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PENTAX K-S1 1/250s F5.0 Tamron17-50mmF2.8(A16) :50.0 mm(75 mm) ISO100

この丸ボケの出方は好みが分かれますよね。二線ボケにならない場合にはいいんですけどね、ちょっとこのレンズはくどいかな?

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PENTAX K-S1 1/20s F5.0 Tamron17-50mmF2.8(A16) :38.1 mm(57 mm) ISO100

もう、気がつくと霜が降りてる季節です。12月ですしね・・・。
足元を見ると柱も出来てますよ。

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PENTAX K-S1 1/160s F4.0 Tamron17-50mmF2.8(A16) :38.1 mm(57 mm) ISO100

この茶色もそうですし、下のブロッコリーの緑もそうですが、本当にPENTAXのカメラの色はたまらなく好きです。
この間、α7IIを触ってきましたが、あっちの色の出方はPENTAXのような、なんというか「絵」になる色にならないというか、現実的というか。
絵になるカメラ屋の写真の色って、FUJIFILMとPENTAXが一番わかっているというか、ツボを得ている気がします。キヤノンやSONYのはどっちかっていうと記録用という色というか。


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PENTAX K-S1 1/800s F3.5 Tamron17-50mmF2.8(A16) :32.5 mm(49 mm) ISO100

PENTAXはSONYのセンサーを使っているわけですから、この辺の画像エンジンの作り方が好みにマッチしているんでしょう。
K-S1は、さらに24万画素ではなく、20万画素なため、ディスクにも優しい。とはいえ、普通にチョトっととってくると平気で1枚10-12MBですからね、あっという間に1GBクラスのデータ転送になります。

自分的には12万画素だと少し物足りないから、16〜20万画素ぐらいで落ち着くのが一番ベストかな〜。


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PENTAX K-S1 1/200s F4.5 Tamron17-50mmF2.8(A16) :45.0 mm(67 mm) ISO100

この絵と下記の絵。

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PENTAX K-S1 1/60s F2.8 Tamron17-50mmF2.8(A16) :38.1 mm(57 mm) ISO100

一方は、いかにもPENTAXらしい背景が溶けてる感じ。もう一方は二線ボケらしき丸ボケ出まくり。
好みだからなんとも言えないんだけど、PENTAXらしいというか、私が好きなのはFA77mmLlimitedでもお馴染みの「溶けている」方。

溶けている方って、なんか、SONYやキヤノンの絵より、個人的な感性に訴えかけられてる感じで好きなんですよ。今のところ、★DA50-135mm と FA77mm Limtedではそれが出てるのでこういう方向のレンズが良いなぁ、と思っていたり。


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PENTAX K-S1 1/160s F3.5 Tamron17-50mmF2.8(A16) :45.0 mm(67 mm) ISO100

もちろん、前回のSIGMAのレンズみたいにキッカリ・クッキリするのも好きなんですけど、フワっっとするのが好きなんですよね。

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PENTAX K-S1 1/80s F3.5 Tamron17-50mmF2.8(A16) :47.5 mm(72 mm) ISO100

KS1P3270
PENTAX K-S1 1/80s F6.3 Tamron17-50mmF2.8(A16) :47.5 mm(72 mm) ISO100

この2つなんか、TamronなのにPENTAXのレンズっぽい。
こういう絵が撮れるのいいですよね。

K-S1って、何気に使い出すと結構いい感じです。
でも相変わらず霜柱とか、最後の2枚とか、ファインダー見ないで撮ってますけど(笑)

ごめんなさん、ウリにしているファインダー、これはこれで気持ちいいです。
アイカップはオリジナルのやつが広くて見やすいので、拡大使わずにこのままで良いですよね。
そして、ライブビューも日中で結構見えてる。

だからそれなりに意味あるのですけど、個人的にはK−S1の形状と重さって、縦持ちローアングルにすごく向いてるんじゃないかと思うくらい気にいってきました。
今回はそんなショットばかりです。

本当の意味でのエントリーには、ちょっと向いていないけど、QとかでPENTAXの発色を知って、多少なりともカメラで撮って絵を残すことが好きな人には無茶苦茶良いカメラです。

いーじゃない、これ。 
機能オタク・スペック兇徒には向いてないと思うけど、アートな感覚で絵を撮りに行く人には向いていますヨ。巷で言うほど、決してダメな子じゃないです。

個人的には自分好みのお気に入りエフェクト登録があったり、エフェクト中でもAVかスピード変更する手段があれば、尚いいんだけどな・・・。

まぁ、次のモデルでなんとかします、とかいう答えは要りません。
どんどん機能が追加されていく家電的なカメラが欲しいと思う時にはSONYの方が良い。あっちはミノルタからようやくSONYらしさが出てきて良くなってきている。

だから、次の冒険するときは、α9sとかに行きますヨ。

K-S1はそういうモデルでもあります。リコーらしさが出てきたけど、さて、今後はどうなるかな。
SONYのように出し惜しみに近いモデルチェンジ戦略(というよりは、アッチはアイデアが生まれたら直ぐ出す感じだけど)されるPENTAXにはなって欲しくない。

さて、お題のTamronレンズですが、F2.8らしい明るさと軽さ、発色具合と、とてもバランスが良いです。
安いですし結構オススメできるかも。でも、まあ、個人的な好みになってくるのでこっから先は自分で感じたママの感性で選ぶべきレンズです。

残念ながら、私の中でのベスト標準域にあてはまらない感じがします。
べっぴんさんがベストになるとは限らない、そんな感じですかね。

次回は先にQでやってしまいましたが、ギリギリ間に合った紅葉の話でも。

最近お出かけできなくて新しい写真のアップが滞っている状態の夜中になっています。 こんばんわ。

そんな状態で、K−S1の写真を仕入れに行けてなくて、ネタなしな感じなのですが、この間アップしたネコちゃん、うちの周りで好評だったので、もう少し秘蔵をアップしてみます(笑)

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PENTAX K-S1 1/80s F4.5 lens: SIGMA 18-50mm Macro ISO100

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PENTAX K-S1 1/200s F2.8 lens: SIGMA 18-50mm Macro ISO100

KS1P3013
PENTAX K-S1 1/4000s F2.8 lens: SIGMA 18-50mm Macro ISO320

前回のもそうなんですけど、この青空バックの見上げる写真って、なかなか撮れないので、特にうちの嫁さんにはウケがいい。
こういうの撮れるとiPhoneでもQ-S1やQ7じゃ撮れないよね、っていう話題になってK−S1を使って良かったな、って思えます。

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PENTAX K-S1 1/4000s F2.8 lens: SIGMA 18-50mm Macro ISO400

まぁ、間近くの撮影はファインダーも液晶も見ずに勘で撮りまくりなので、K−S1じゃなくてもソコソコいいカメラなら同じように撮れるとは思いますが・・・。

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PENTAX K-S1 1/1600s F2.8 lens: SIGMA 18-50mm Macro ISO200

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PENTAX K-S1 1/1000s F4.5 lens: SIGMA 18-50mm Macro ISO100

気に入った色合いや影を撮りやすいのは、PENTAXの特徴なんじゃないかな、って思います。
フルサイズなカメラにしなくても、大きなメーカーのそこそこな価格で手に入るレンズ並みか、それ以上のハっとする絵が手に入ってる気もしていますのでパーソナルで使う分には十二分です。

そもそも写真は良いカメラ良いレンズがあればイイってもんじゃないですしね。
身構えて、撮るぞーっていうのはプロには要ることかもしれませんけど、遊びで撮るには軽い方が嬉しいです。

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PENTAX K-S1 1/400s F4.5 lens: SIGMA 18-50mm Macro ISO100

KS1P2905
PENTAX K-S1 1/80s F4.5 lens: SIGMA 18-50mm Macro ISO100

KS1P2976
PENTAX K-S1 1/800s F2.8 lens: SIGMA 18-50mm Macro ISO100

だから、小さくて軽いっていうのは十分な買う理由だと思います。
でも、対抗馬としては SONYのαシリーズですよね、ついに手ぶれまで搭載してしまいましたしね。

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PENTAX K-S1 1/2000s F2.8 lens: SIGMA 18-50mm Macro ISO100

まぁ、PENTAXにはPENTAXの良いところ、SONYにはSONYの良いところがあります。
少なくても、あっちのEマウントレンズには、まだ良いズームレンズが揃っていない感じがありますから、今のうちにK-S1を本来のカメラ並みに、いやそれ以上にアップデートして、『PENTAXのカメラもやるじゃん』っていう土台にあげて欲しいですよね。

いや、マジで、K−S1、このまま放置でお気に入り追加なし、このままで終わり、レンズも(Qのマクロも含めて)放置っていうなら、自分的にも・・・なんというか・・・、うん、春までは静観かも。
SONYのα7mIIだって、新型センサーではないし、α7sの手ぶれ付版の可能性ありありだし。
 
・・・だから、まだ、16-85mmには手を出さないでガマンする。でも、広角〜標準域はまだ満足できない。SIGMA 18-50mmもいいんだけど、もうちょっと遠くまで欲しい。
だから、16-85mmはすぐにでも欲しいんだけど、買うのはまだガマンする。

もしマウントチェンジするなら沼にこれ以上ハマらないうちがいいってのもある。 
 

こんにちわ

久しぶりになります。
ここのところ、色々と色んなレンズで遊んでみています。
K-S1を購入して、1~2ヶ月になりますし、色々本格的に実践投入(小旅行)して試してみたりしてみました。

結果的に、K-S1の方が綺麗に撮れているのは確かなんですけどね、Qの頃から感じていた不安がドーンってやってきてしまいました。

それは・・・。

まぁ、まずは、2枚ほどアップ。なんかココのCSSがオカシイようでスマフォからのアクセスだと人によっては縦写真が正しい向きにならないようなのでその辺はご海容よろしくです。

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PENTAX K-S1 Sigma18-50mm: 1/800s F4.0 lens:35.0 mm(52 mm) ISO100

KS1P2881

PENTAX K-S1 FA77mm Limited: 1/1000s F4.5 lens:77.0 mm(115 mm) ISO100

場所は栃木県の国見峠。雲海というか、雲河というべきですかね、コレ。紅葉とセットで見てきました。
普通の雲海っていうのは山のかなり頂に登って、雲の上の高度までの高い位置から見下ろすから雲が海のように広がっていくんですけど、ココの雲海は山の麓にある那珂川(たぶん水温5~10度)が冬の氷点下近い気温との差によって生まれる水蒸気、つまり唯の霧だと思うんですよね。

ただ、この霧、川のようにゆったり流れるんで見ていて気持ちがいい。しかも朝の6時半ぐらいの夜明けの頃から8時ごろまでに霧の高さが上下するから見ていて飽きません。
で、こんな素敵なところまできて、思っちゃうんですよ。

iPhone6Plusの方が簡単に綺麗に撮れてる気がする・・・。

その絵はこちら。

iPhone6Plus26


iPhone 6 Plus: 1/1799s F2.2 lens:4.2 mm(80 mm) ISO32

その理由は簡単。レンズのせいじゃない。コントラストというか、トーンカーブの綺麗な補正です。
あくまでPENTAXのカメラとiPhoneの違い、というかメーカーが作る色バランスの違いなんでしょうけどね、暗いところを測光させると明るい空の「青色」が綺麗に出なくなり、空を重視すると手前の暗め側がシルエットになってしまう。

Qの08番を使っているときもそう。PhotoShopとかでトーンカーブとかカラーレベル、特にシャドー側を調整するとバランスよくなるのは判っているんですけど後から加工するの時間がもったいないのでやりたくないのですよ。

でも、iPhoneなら難しいこと無い。ピント合わせてスライドしておくだけ。気に入った色バランスが指一本。
簡単な紅葉と雲海がセットになった絵が手に入るんですよね。

で、HDRとか色々やってみて、K-S1でこんな感じ。


KS1P2867

PENTAX K-S1 FA77mm Limited: 1/320s F4.5 lens:77.0 mm(115 mm) ISO200


まぁ、なんとなくイイ。でも、暗くなら無すぎないようにHDRだけでなく構図も変えてなんとかって感じ。
そういうのメンドクサインですよね。欲しい絵が手に入らない、欲しい色のためにフレーミングを変える、後から時間を奪われる。
そういうの嫌いなんですよ。

素人的に見ても、iPhone6Plusの方が手軽で良いじゃん、になってる。うん、実際に嫁さんがiPhone6Plusで撮ってるんですけど、コレだけを見れば高いカメラの意味ない。

景色のPENTAXが景色で負けてちゃ意味無いじゃん。
もちろん、撮りかたも悪いんだと思う。レンズもイイのを選んで、正しく露出設定してシャッタースピードを選んでやればiPhone6Plus以上の絵が撮れると思う。それは判ってる。

でも、手軽さでは完璧に負けてる。Qならば、ダイヤル1つでなんとかなる。コッチの思想だと1枚の最高の絵を手に入れるのにiPhone6Plusなら10枚とって10枚が80点になるところ、K-S1ではファインダー越し操作で10枚撮る時間を使って3枚の95点の絵が撮れるっていう感じかな。
ちなみに、Q7を使うと10枚撮る時間で20枚の65点の絵と色変化した絵が手に入る感じ。

やっぱり、Qの方が楽しい。

K-S1は、Qの上位にならない。iPhone6Plusの代りにもならない。

ただし、以下のような絵を撮りに行くときには、K-S1は最高。軽い、手軽。シャッタースピードに強い。

KS1P2935

PENTAX K-S1 Sigma18-50mm: 1/125s F2.8 lens:35.0 mm(52 mm) ISO100

コイツは実家の家になついている野良。といっても田舎な実家ではほぼ毎日エサをやっていて、可愛がってる。田舎だから隣の家まで100m以上。家に入れるつもりが無いから無理に首輪していないみたい。

Sigmaのレンズを使っているっていうのもあるんでしょうけどね、ヒゲの細さとか、毛並みとか綺麗に撮れています。カメラ本体を動かしながら撮っていますので、iPhone6Plusではこうはいかない。シャッタースピードの速いカメラだからこそ、こういうのが撮れるんですよね。

だから、K-S1とかQ7とかiPhone6Plusとか、それぞれ使い分けなんでしょうね。

KS1P3010

PENTAX K-S1 Sigma18-50mm: 1/4000s F2.8 lens:35.0 mm(52 mm) ISO250

野良だから目つき悪いんだけど、餌付けしているから飯があると判ると人懐っこくなる。目も変わる。アングルを変えただけでムッチャ可愛い。

向いてるシーンがそれぞれのカメラである、こういうのが難しい。

まぁ、近くにいる被写体、ある程度距離が近めの被写体についてのKマウントレンズは非常に強い。
FA77mm Limitedのボケとか、今回のSigmaだけでなく、無限遠が必要とされないシーンでは、Kマウントレンズの方が気持ちがいい。

こういうシーン、猫とかの目の前に持っていって撮りだす仕草だと、野良は逃げるか、または人になれてる奴はレンズを追っかけて間近に近づいてくる。だから自分は後ずさるように離れながらシャッターの連射が必要・・・、簡単なようで結構難しいのが猫ドリ。

K-S1は軽いから便利。こんなシーンではやっぱり怖いからこういう猫ドリの際のレンズにはプロテクタしちゃう。なにせザラザラなあの舌で舐められたくないしヒッカカれたくもない。だからこまめに装備にお金使っちゃう。

カメラ本体の話に戻そう。うーん、やっぱり、チルトかバリアングルな液晶欲しいぜ、旦那。

猫を上からかがんで撮ってると、今の像がまったく判らん。
今回の猫の2枚は自慢のファインダーまったく使わずだった。液晶すら見てない(笑)


・・・1ヶ月使ってみて、やっぱり思うのは、今の時代のエントリー機のコンセプト、思いっきり間違ってると思う。このK-S1の搭載機能は古い時代のオッサン向け。LEDのサポートもうっかりさんな年寄り向け。

今のデジタルおたく向けには、(1)チルト液晶、(2)明るいレンズ、(3)現像いらずな便利機能、(4)手軽に撮影でハイクオリティな絵。これですぜ。

ちなみに俺ッチは、Qの機能、クイックダイヤル含めて全部のQの機能もつKマウントレンズ版+傾けられる液晶のカメラが欲しいんだ。Qでは出来ないクイックダイヤルを選んだ後でスピードとか絞りとかまでイジれれば最高。・・・まぁ、光学ファインダーはあってもいい。電池持つしね。
でも、残念ながらエントリー機には、もう要らない時代なんだよね、結果のわからない光学ビュー。

カメラ機能そのままでは、「見たままを全部そのまま残せない」のに「見たままを重視しても意味ない」って気がついちゃったんだよね・・・。無理して光学にしといて、後から見たままに近づける現像処理なんて無駄やん。

簡単な露出調整も含め、スマフォになれているユーザーが一番欲しい機能がたくさん無いのが、PENTAXのエントリー機種だ、コレは揺るがせない事実。それを受け止めて、K-S1を使う分には楽しい。軽くて手軽にLimitedなレンズが使える。デザインもイイ。

でも、大半のエントリーさんは、FLUCARDでiPhone転送するくらいなら、始めっからiPhone6Plusで撮っちゃうだろうね。はじめは16-85mmセットなんかで出せばもっと売れるかもとも思ったけど、コレ、ちがうね、FA31mmやFA77mmLimitedな最高級レンズとセットにして売る『レンズに付けるボディ機』だわ。
 

こんにちは

この軽くて写りの良いK-S1を旅行に持ち出して使う際、便利でかつ写りもいいなこれ、っていう広角側のズーム探しが続いてて、コレっていうのが見つかっていません。

昨年Q7の購入と同時に、はじめてKマウントレンズを手にしました。購入したのはスーパー望遠の役目にと思って DA18-270mm 452.0gです。 K-S1が手に入るまではKマウントアダプターQで使う4.6倍の超望遠レンズ扱いでした。今、ようやくAPS-Cの晴れ舞台に登ったのですが、全体的に良いレンズなんですけど、F3.5始まりなのに、なぜか心地よいスピードで撮れないことが多いので太陽のあるお外専用になっています。だもんで、それからのステップアップの意味として他の候補を探しているところです。

広角から望遠まで全部一本で軽く済ませたい、と言う思いはこのDA18-270mm以外選択肢を考えていません。既にこれありますし、そもそも軽くありたいのが一番。変に重くするとならQと併せ持ちで事足りちゃいますしね。

それと、このDA18-270mmはとても静かです。そういう意味でお気軽なレンズとしては最適。多分先にQ7でFA77mm limitedを触らなかったら何の気持ちも抱かなかったかもしれません。

しかし、もう少し明るいつまり開放F値の小さい綺麗な絵が撮りたい、イコール室内や曇り空でもシャッタースピードを稼ぎたい、と思った時、やっぱりF2.8通しなどの、より小さい値のレンズが無いと、Q7で身に付いた高速スナップ運用には向かないなあ、ってことなんです。だから、DA18-270mmも悪くはないんですよ。

もう少しいいのを、ってことで中望遠側は結構時間かけて色々触り、DA★50-135mm に1.4倍のアダプターで可変するって言う結論が出ましたが、広角側は素で気にいる奴を見つけたいです。

自分で組み立てるドライブのような旅行なら、単焦点レンズをガチャガチャやるのが良いのですが、ツアーのようなものだとそんな時間はないですので、やっぱり便利ズーム、広角と望遠の2本運用にしたいところ。

そんな思いで徐々に探していたら、手持ちの中古入手レンズも増えてしまっている段階です。

K-S1を旅行用として持ち歩くための準備といいますか、広角側ベースレンズとしての検討をしているものは、ついに3本になりました。ただし資金的には中古です(笑)。コレってのが店頭で結論出てすぐあれば新品の方が良いと思いましたが・・・。

さて、最近やたらと前置きが長くなっていますが、本題に入ります。候補の最初の1本は先日お伝えした Sigma 18-50mm Macroです。
2本目の今回は本命、Tamron のA16です。もう1本、手に入れた安レンズ、Tokina 28-80mm F3.5とも比較してみたいと思います。

それぞれの重さは、下記。置換えの元と成る便利ズームレンズ、DA18-270mmの450gに比べ、軽いのがタムロン、重いのがシグマです。

検討1: Sigma 18-50mm 485.5g
当て馬: Tokina 28-80mm 274.0g(軽いけど広角距離的に使うつもりがない^^;)
検討2: Tamron 17-50mm A16 434.5g

KS1P1732

さて、画像比較でもやろうかな?って色々思って撮ったんですけど、微妙に同じところにピントが合わない。
そのせいか、色の捉え方も微妙に違う。
全部新品でやればハッキリするんでしょうけど、中古ってこういうの含め諦めるしかないですよね。

そこで、自分なりに考えたのは、HD DA40mm Limted F2.8 と同じものを撮影し、その色カーブを同じ撮影条件(F2.8ができるものはF2.8で撮る)でやってみて、カラーレベルを見て考えようってもの。

撮った対象は、こんなもの。

8-Limi
PENTAX K-S1: HD DA40mm Limtied 1/100s F2.8 ISO100

作例としては少しオーバーで飛んでる感じなのですが、まぁ、暗いとこあり明るすぎるとこありっていう手短な場所にあって直ぐ撮れるのは自宅の庭だということで(笑)

あまり日差しも強くなさげなところで連続して撮りましたが、雲がありましたのでまったく同じ環境で撮れない。

レンズの性能比較テストって難しいですね。

KS1P1715
PENTAX K-S1 1/2000s F13.0 Tamron 17-50mm A16:42.5 mm(64 mm) ISO200

で、庭の写真をそれぞれのレンズで撮ってみて、カラーレベルをMacBookで見ると、こんな感じでした。

広角レンズチェック

一応やれるところはやっておこうってことで、SRをオフ、三脚撮影、回折補正オフ、NRもローパスもオフ、イメージはナチュラル、ハイライトもシャドーも補正オフ。
それで比較した感じです。
絵をつけるとこうなります。

広角レンズチェック2

あくまでもこの時に記録されたカラーの取得具合って感じでの比較ですが、ぱっと見た目には、タムロンもシグマも大して変わらんです(笑)

まあ、でも、総合的には赤色カバーの幅が若干多めにとれるTamron A16の方が大好きな HD DA40mm Limited に近いようでして、更に重さも軽いってことで、コッチに分がありそうです。

DA18-270mm は暗い側にシフトしている感じがありますが、そもそも F3.5 -5.6なため、40mm付近ではその分暗くなっているか、明るい分が取得できなくて色が寄ったのかもしれません。

ということで、しばらくはA16を広角側で使おうかな、って思っています。

まだまだ対抗馬としては、PENTAX HD DA20-40mm Limitedと、今後出てくるであろう DA16-85mm ってやつですね。広角の2mmの差は割とあるので、かつ室内で使うことも考えたら、F2.8なSigmaかTamronの二択になるでしょう。DA16-85mmのレビューも観てみたい。チャートとかグリッドテストとか、フリンジテストなんて、マトモな一眼始めたばかりの私じゃ持ってないですし。

ところで、まだ写真が溜まっていないのでハッキリとは言えないのですが、Sigmaに比べ、Tamronのは2重のリングが出るアレ、二線ボケってやつでしたっけか、あれが出やすいです。

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PENTAX K-S1 1/125s F2.8 Tamron 17-50mm A16:50.0 mm(75 mm) ISO100

サムネイルは結構縮小しているので判りにくいかな、そういう意味では気にするレベルではないのかもしれません。
F2.8のレンズとして、それらしく期待通りに綺麗に溶けてくれるのはSigmaで撮った方が若干多い気がします。
先日にも書いたとおり、Sigmaの方が素直なレンズ特性で判りやすい。普通ですが、普通に期待した通りになります。

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PENTAX K-S1 1/200s F4.0 Tamron 17-50mm A16:50.0 mm(75 mm) ISO100

Tamron A16は色もよし、軽い。ちょっとボケが汚い傾向が出てはいるけど、ポイントは旅行用の便利レンズの広角側としての検討ですから手軽さです。

DA18-270mmでは暗くて日中以外では撮りにくいし、無理に一本で諦めるならコンデジで良い訳で。せっかく一眼なんだから1本で済ませないで、2本で切り替えて気に入った絵を見つけたいってことです。だから、その際、中望遠は DA★50-135を使う前提ですが、アレ少し重いですから、持ち物は少しでも軽くしたいので、私の広角側は当面 Tamron A16でいいのかな、と思います。

色のりはいつものPENTAXぽいので、カスタムで鮮やかとか使わなくてもナチュラルそのままでも使っていけそうなのが良さげです、コレ。

KS1P1688
PENTAX K-S1 1/160s F3.5 Tamron 17-50mm A16:50.0 mm(75 mm) ISO100

ぁあ、対抗馬としては、DA★16-50mmってのが有るのは分かってますが、対象外です。怖くて中古に手は出せないし、新品買うのは価格的に厳しい。また、足ズームでカバーできそうな最高峰レンズである、FA31mm Limited も、今後HD版とか作り直しが出てくれる可能性もあり、自分的にも熱望。もっとも、Qの09番マクロの入手が先かな、とも思ってるので今年のレンズ購入はもう自主規制です(笑)

こんにちは この間、 Sigma 18-50mm Macro F2.8を試す機会があったのでその辺の話を。
と、言っても、素人なので感覚でしか話せませんが(笑)

まず、すでに生産終了なレンズなので、中古でしか手に入らないかもしれません。
つけた感じは結構軽く感じました。

前回の書き込みでも書いたとおり、レンズと本体合わせて1kgぐらい。長さのバランスも良く使いやすいです。

KS1P1468
PENTAX K-S1 1/60s F2.8 Sigma 18-50mm Macro:35.0 mm(52 mm) ISO1250
#レンズの重さと同じぐらいの肉

あ、レンズのズームリングを回す向きが逆なので、その点では使いにくいかもしれません。

IMGP9550

取り敢えず、お花に近寄ってみました。花形フードの先端5cmくらいまで寄れます。

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PENTAX K-S1 1/320s F7.1 Sigma 18-50mm Macro:35.0 mm(52 mm) ISO100


他、広角が18mmスタートなので結構使いやすいです。大きな建物とかもすぐに撮れるため、割と街歩きに向いています。
注意:画像はサムネイルです。オリジナルの配信は終了しました。

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PENTAX K-S1 1/640s F8.0 Sigma 18-50mm Macro:35.0 mm(52 mm) ISO200 ハードモノクローム

肝心の写りに関しては、可もなく不可もなく、驚くところもなく、というような気がしています。
近寄って遠くに背景を配置しているときや、F2.8に絞ってボかしてると期待通りの明るさで奥行きのピント幅も良く、ぼかしやすい絵を簡単に作れます。
気になるのは、逆に絞って広角を撮るとき。なんか、Q7で08番で撮っても変わらんじゃん? って思えてしまうような気分にもなります。まぁQ7と08が優秀なのかもしれませんが、画素数はコチラの方が上ですのでその分良い、くらいな感じ。一概には比較できないし、私は科学的には説明できないのでなんともいえませんが、そんなイメージです。

KS1P1416
PENTAX K-S1 1/200s F5.6 Sigma 18-50mm Macro:35.0 mm(52 mm) ISO100
#SIGMAのレンズでtamron社を撮る俺(笑)

うーん、そこそこに良いレンズなのですが、ドキっとするようなワクワク感はこのレンズからは来ませんでした。でも、まぁそういうような色々な事情があって廃盤したレンズなんでしょうね。それと、なんか、距離情報がおかしい、この個体固有かな?みんな35mmになっちゃってます。

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PENTAX K-S1 1/160s F4.5 Sigma 18-50mm Macro:35.0 mm(52 mm) ISO100

コレがQのレンズみたいに、もっともっと軽かったら外で汚れも気にせずガンガン使う常用レンズ、ってなるんでしょう。それでもかなり軽めですから、普通ならコレでいいかもしれません。
手元にはQ7+08レンズがあって、それより重いですからね。コレ使うなら広角に関してはQ7+08でいいやって感じもしています。Kマウントレンズの広角側〜標準域のズームレンズって難しいですネ。

KS1P1590
PENTAX K-S1 1/500s F8.0 Sigma 18-50mm Macro:35.0 mm(52 mm) ISO100

広角側の旅行レンズ、もう少し色々見ていかないと、自分的にコレ!っていうところに来ていません。
このくらいなら、DA18-270mmでもいいかな、でもF2.8を実現していて一応マクロみたいだから、室内に入ったとき切り替えるのには向いているかなぁ?って感じです。もうちょと他のと比べてみたい。


・・・さて、買ってからずっと気になっていたところの1つ、背面ダイヤルの「かたさ」についてですが・・・。

2014-10-23-23-23-11
・・・軽く回せる時と重くて硬く感じる時の違いがなんとなくわかりました。

上の絵でわかるかな〜?
どちらかというと中心方向(OKボタン)に向かってギザギザのある外端から水平に近い角度を意識して中央にむけた力を入れながら押し回すと、わりと軽く感じます。力も要らず回るみたいです。
逆に外に向かって真下に押し潰すように回すと回り難くなります。この辺、SONYが作ったスピードセレクターとちょっと違いますね。

ちょっと指の腹が痛く感じますので、この辺、女性とか指を大切に大事にしている人は力を入れすぎないよう練習した方がいいかもしれません。

so505is
FinePix F700 1/9s F2.8: 200mm(7.7 mm) ISO200
#古い写真ですが、SONY SOS505is携帯のスピードセレクターUIは素晴らしかったですよね。それにしてもコレ、偶然かもしれませんが、FUJIFILM F700ってF2.8だったんだ(笑)

さて、今のK-S1の話題は、スイーツですよね(笑)

でも、この売り出し方はどうなの?と思ってしまいます。

今回のスイーツコレクションなカラバリて、この1ヶ月でコットンベージュとかレギュラーの白とか買った人は「あぁ、もうちょい待てば良かった」って思っていませんかね。悔しいんじゃないでしょうか。

l_os_K-S1_swl01
実は、私も「ライムパイ」が気になっています。前面グリップの所がライム色なんですよね!羨ましい。
ココのグリップ交換サービスとかやってくれれば嬉しいのに。

というか、やるべきでしょう。そもそもこういう売り方は私が思うに・・・(後で説明)。

で、普通に考えるとですね、こう、発売から間もない時で、こうした新しいカラバリ展開を行うのって、(1)更なる話題の弾み、(2)値下がり防止、(3)男子向けだけじゃなく女子向けな戦略なんでしょうけど、どうなんでしょう。

今回だけに限って言えばイイやり方なのかもしれませんけど、個人的にこんな売り方されてしまったら、こんなやり方、マズイですよ。だってもう次のモデルが発売されるときには、K-S1だけでなくQであっても、その発表と同時に予約して買うのはやめようって、誰もが思っちゃいます。
そう、話題性が続く反面、アーリーアダプターを切ってしまった売り方じゃないかと思うんです。

あぁ、PENTAXのカメラをすぐに買うのは「愚策」。

発売されても数ヶ月は待った方が「より良い色」が後から出てきて、そうでなくても値段がこなれる・・・って、ユーザーは学習しますよ。
そうなると、今回以上に他のモデルでも「まずは様子見」が加速するでしょう。

これ、今後PENTAXから出るカラバリ展開機種は、初速ゼロになる可能性がありますよ。マズイです。

私自身、例え次のQや魅力のあるモデルがでても、もう、ギリギリまで様子見ようって思いましたから。
そうなると、よっぽど完成度の高い機種でない限り、他のメーカーの待った後の新製品との比較になるので、よろしく無いんじゃないかなぁ、と思うのです。
安く作るためのハードルを上げてしまった気がします。

また、今回のオーダー期間は、クリスマス時期からも微妙に外れているので、今度は青ベースの違うモデルとか、黒の派生も期間限定な受注生産でバリエーションが出るんでは?・・・ などという気もしてきます。年明けから。これは、マズい概念を植え付けてしまった気がします。


でも、それでいいのかもしれません。

これが後回しにした私なりに思うことではありますが、一旦作った倉庫在庫、そのレギュラーカラーにちょっとだけ派生するモデルでずっとやっていく展開、っていうのは、捌きにくい溜まったものを定期的に吐き出し、消化できるわけですよね。
これは新しい売り方です。

しかも、余ったグリップは交換サービスで提供してくれれば買った後のユーザーにも興味がもってもらえる。そのやり方は面白いです。
(だから、そういう意味でライム色のグリップ交換受け付けてください・笑)

最近のカメラ販売、買う側としては100円でも安い方がいい、それはありますが、初めから半額以下で売らないと買ってもらえない、または初心者に言葉で畳み掛けて売らないと、なーんてこと意識すると、色や光などの判りやすいモノで訴求するか、きっぱり諦めて原価が2〜3割で作れるようにしておかないと儲けになりません。でも、そうすると、それ相応の機能と耐久性なものしか作れません。

買ったモデルが2年で壊れて新しいのを、っていう家電的な戦略での喚起もあるとは思うのですが、個人的には、サブカメラ的にも役目を与えて、買ったものは長く使っていきたいとも思います。

また、長期旅行などでも安心できる質感っていうものであって欲しいです。
だから、あんまり安い造りにしないでちゃんとして欲しい。そういう意味で、今回のK-S1は、過去に作ったモデルの流用部分、塗装をする部分には少し高級感がでる色、汗や擦りなどで剥げる部分は素材の色、奇麗なラインで差を分かり難くしているデザイン、結合部分にLEDと透明パーツ、いろんな意味で良く出来ていると思います。ハードについては。

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PENTAX K-S1 1/100s F2.8 Sigma 18-50mm Macro:35.0 mm(52 mm) ISO200

このカメラはQのように常に首か肩からぶら下げてサクッと撮るためのカメラだと思います。
だから、Qでよく使うクイックダイヤル的に使えるEFFECTのお気に入り登録だけは、アップデートで欲しいなぁと思います。

ハード側のグリップ色交換と、ソフト面のお気に入り登録だけあれば、K-S1はずっと使っていける良い機種だと思います。
防塵防滴モデルではないので長く放置する事は私的には無いでしょう。だからでインターバルとかはもう無くても良いと思います。

P.S. つぅか〜、昔から明るく撮れる軽いカメラをずっと追ってましたけど、2003年から11年も経っててもF2.8呪縛なのか・・・あの頃はF2.8とはいえセンサーも小さいコンデジだからまったくボケなかったな・・・。

こんにちは

PENTAX K-S1、軽いので重いレンズは向いていません。やはり、このカメラ、似合うのはリミテッド系の軽いやつ、DAの中でも、取り分け500g前後を切るような奴との相性で考えたほうが良さげです。

このカメラ、とにかく写りがむっちゃ良くて軽いというのが最大の魅力です。

K-S1を持ってる時は『じっくり』腰を据えて使うような使い方はしないんだヨ、「俺は三脚すら使いたくねぇ」っていう一点頑固突破型のカメラだと思います。

また、旅行に行くときなんかも『基本領域だけはオレがやる』、『他の距離範囲はQ7やiPhoneに任せたぜっ』、っていう無茶苦茶な主張を無言で発してくれるカメラな気もします(笑)。

でも任せた領域はQ7よりもiPhone6よりもレンズの味も活かしてバッチリ安心ってな感じで頼もしいです。ココがいいですよね。フォーカッシングスクリーンをオプションで手に入れて交換しアイレベルの像にグリッドを入れてからの数日、ようやくですがK-S1を気に入ってきましたヨ。相変わらず覗くの面倒くさいですが(笑)

・・・そこで、1年ちょっと前にQ7で初めて一眼カメラ世界・・・正確にはオールドレンズを含めた「レンズ沼」に足を踏み入れた私、その手持ちレンズの中でK-S1に向いていて使えそうなものを例にして、どういう構成が一番ベストになるのか、理想の持ち歩きパターンは?っていうのをQ7の基本重量を300gを一旦目安として考えてみたいと思います。


IMGP1286_FA77

FA77mm Limted F1.8 270g +K-S1:560g で830g ○ 2.5個分

写りは手持ちレンズの中で最高。結構軽い。

IMGP1289_50-135

DA★50-135mm F2.8 685g +K-S1:560g で1245g △ 4個分

2番目のお気に入り。少し重いのですが77には無いズームが頼もしい。

IMGP1292_L40

HD DA40mm Limited F2.8 88g (フジツボ付97g)+K-S1:560g で657g ○2個分

3番目のお気に入り。鞄に入れる時はいつもコレ。デザインもスナップ性も高くものすごく軽い。

IMGP1290_18-270

DA18-270mm F3.5-6.3 453g +K-S1:560g で1013g △ 3.4個分

少し色や暗さに難はあれど、日中に歩き回る時は頼もしく、コレ1本で済んでしまうのがお気に入り。

IMGP9550

SIGMA 18-50mm F2.8 EX MACRO 485g(プロテクタと花形フード込で546g) +K-S1:560g で1045g △3.5個分

最近手に入れて実験中、スペック的には私の理想のレンズ。室内で明るく料理と一緒に相手も写せ、しかも寄れる。但し現実は少し周りが流れてたりアンダーぽいんです。確か18-20cmでAFきます。

IMGP9545

SIGMA 170-500mm F5-6.3(ずっと150mmと勘違いしてた・・・1345g) +K-S1:560g で1905g × 6.4個分

割と前にQ7で遊ぶために(換算2300mm)手に入れていましたが、Q7じゃボヤっとしてしまうし暗いから使い物にならなかったやつ。この間トンボとか撮ってるときに便利かもって思いました。
車で移動するときに持っていく感じ。超望遠はコイツ。

IMGP1291_R70MA

RICOH 70-150 F4 (MF) 463g +K-S1:560g で1023g 3.4個分

オールドレンズの中でも結構使える便利なやつ。発色が好み。まだK-S1での試運転は終わっていないので付けた画像だけ。

IMGP1287_PM50

PENTAX-M 50mm F1.4 (MF) 236g +K-S1:560g で796g 2.65個分
こいつもオールドレンズの中で結構気に入っている奴。
ちなみに、コイツのデザイン、めっちゃK-S1に似合っています。このデザインで18-50mmくらいのレンズがでたら飛びついちゃうだろうなぁ、こういうK-S1に向いているデザイン優先してて明るいF値のレンズが出たら嬉しいのに・・・。


・・・今のKマウントのレンズ沼っていうと、上記のような感じです。正直、Q7比較で4個分(1200g)を超えだすと、もう重くて持ってられません。

持ち歩きも、レンズとカメラ全体で2kgが限界ですね。この2kgってのは昔2kgのMacBookと前進であるPowerBook を毎日3kg近いのを持ち歩いていた過去の通勤経験からはじき出された限界です。

といった経験から来るに、出てくるのが以下の感じ。

(1)DA★50-135mmを後ろのズームとして考えると、広角系の前はSIGMA 18-50mm&HD DA40mmにするのがベストかな。HD DA40mmは鞄の中でのキャップ扱い。前は室内や夜中心。写りは全般的に良くなりそうだが、若干重めの持ち歩き。

(2)DA18-270mmの一本中心でFA 77mm単焦点、50mmのF1.4かもう一つ20mmクラスを手に入れて数本持ち歩くパターン。日中は便利ズーム、室内と夜は単焦点に任せる感じ。基本1本なので機動力は高い。軽さも問題なし。

(3)広角側はQ7+08番にお任せ、もしかしたら06番の中望遠もQ-S1にお任せ。換算30-100mmクラスをK-S1で担当する新レンズを求めるかSIGMA18-50mmにほとんど任せてしまうパターン。
ただし、こうなると年末までに出そうなDA16-85mmが本当は向いていそう。

もちろん、今持っているレンズ前提なので、組み直しもありかとは思うのですが、基本中心的に使えそうなものはF4以下のレンズで構成してきたので、もうすぐ発売されると噂のDA16-85mmはどうなるのか、広角側の悩みを解決してくれるのか?それともtamron A16にしないと駄目か?っていう焦点どころではあります。
SIGMA18-50mmは全般的に良いんですけど、まだあまり活用できていないんです。
それと、少し試している限りでは若干アンダー気味に写るところと、広角の端・四隅に色収差が見受けられてて色や文字が滲んでるいる気がしています。
正直、超広角の領域に限って言えばQ7の08番の写りの方が好きでそれで満足しているんですよね・・・。まだアストロ手に入れてないし・・・。


それから、FA31mmなどを含むLimitedの新規導入も捨てがたいのですが、やっぱり付け替える手間、落としたらもったいない、あんど、F2.8系のボケを作りやすいレンズを結構もっていることを考えると、そんなに急ぎで欲しい!っていう気がしていないんですよね。そもそもあれ純正フードが駄目だし。HDコーティングした新バージョンとか出る可能性も捨てがたいし、数年先にそうなってからでもいいかなぁ、と。出るかどうかも判らないですけど。


うーん、やっぱり、K-S1はQのサブになりそうだなぁ・・・。あ、いや、一点集中で任せろ的なメインか。

もしかしたら、私のスタイルはとにかく「軽く」「時間短縮」で「明るいレンズ」が主なので、正直 09番のマクロなQマウントレンズが出たときには、Qの3個同時持ちスタイルっていうのもアリなんじゃないかと・・・。
実は・・・その方が機動力もあったりして・・・クイックダイヤルあるし、ユーザー登録もありますしね・・・。うーん・・・。

それに、Q7やQ-S1のそれぞれにレンズを別々に付けて、例えばQを3個同時持ち運用したとしてもトータル1kg切っちゃうんですよね。それで結構賄えてしまったり。

うーん、悩む悩む・・・。


こんにちは。

休日は、K-S1を持ち歩き始めています。いま、台風前に少しだけぶらりできました。


KS1P0972

PENTAX K-S1 : DA★50-135mm w/ A.F.R.C.1.4x 1/30s F5.0 lens:144.2 mm(216 mm) ISO800

今日はDA18-270mmの話もありますが、どっちかと言うとこの DA★50-135mm の話しを。

というか、DA18-270mm という便利ズームとFA77mm limited という構成にHD DA40mmを付け足してK-S1をイロイロ使ってみているのですが、まず、軽いボディには出来るだけ軽いレンズを付けるのが正解ってのは判りました。

HD DA40mmを使ってると、本当に軽いって正義だなあ、って思います。
特にずっと歩きっぱなしの旅行。首が痛くならないのは大きいです。

で、便利ズームなDA18-270mm、本当に広角から望遠までこなせて色乗りもまあ良くて便利なんですけど、やはり昼間しか、というか、明るい日差しがあるときしか納得できない絵になりやすいんですよね。

暗くなってくると、なんか、これならQでもいいかなー、って思える時があります。


私にとって、DA18-270mmは朝とか夕方に出番がないことが多いので日中専用になりつつあります。

A3プリントどころかA4印刷も滅多にしませんし、等倍鑑賞なんてのも縁がなく、かつ、後からRAWを現像したりするのも面倒くさがりなので撮る時一発勝負なんですが、それでも、K-S1にはQ7よりいい絵を望みたい訳で・・・。

で、ボケを活かした写真や、緻密な建物のショットはQ7からK-S1になることで、かなり良くなりました。

また、Q7からK-S1になることで ISOを6400位まで持ち上げられるようになったんですけど、それが嬉しく、Qではブレて撮れないところでも気楽に撮れるようになりました。

ただ、そうであっても、なんか、こう、FA77mm limitedを知ってしまったからか、どうせ撮るなら、ってな感じで、DA18-270mmではやるせないの時が多く感じ始めています。

あ、DA18-270mmをつけてる時のイメージは、こんな感じ。

IMGP1290_18-270


コレは広角状態で一番コンパクトな時。ズームロックもあるので安心して持ち歩けます。
この18-270mm、便利でしかも割と軽く453gで、まあ、首から下げても辛くはありません。

但し、花形フードは邪魔くさいので簡単に伸縮出来るエツミのラバーフードにしています。

うーん、
と言うことでレンズ計画を再構築していこうと思います。
HD DA40mmのスキッとした写りが割と好きなので、こいつを持ち歩きの収納アーンド気軽スナップ用のボディキャップ替わりにして、前と後ろのレンズのメインを考えてみました。

結果、後ろはDA★50-135mmを選択。

IMGP1289_50-135


ただし、Q7で06番使ってる時に感じてる換算200mmじゃもうちょい足りない!

っていう長さになるので(135x1.5=202mm)、AutoFocus対応Rear Converter 1.4x 略してA.F.R.C. 1.4x を必要に応じて繋いで使ったり外したり、の運用にしてみました。55-300mmの奴と結構迷いましたが、歩く時の微妙な重さの違いを重視しました。
AFRCが必要な時には鞄から出すということで。

コレが、意外にイイ。この辺の話はまた今度にして、取り敢えず このDA★50-135mmを使ってみて撮ってきたモノを幾つかアップ。

例によって、気になる人はオリジナル置き場からでお願いします。
ここはサムネイルです。オリジナルの配信は終了しました。

KS1P1042
PENTAX K-S1 DA★50-135mm w/ A.F.R.C.1.4x: 1/200s F7.1 lens:189.0 mm(283 mm) ISO800

#レッサーパンダの髭感とかも撮れる

KS1P0915
PENTAX K-S1 DA★50-135mm: 1/200s F3.2 lens:135.0 mm(202 mm) ISO400

#花を撮ってもステキ

KS1P0904
PENTAX K-S1 DA★50-135mm: 1/400s F2.8 lens:135.0 mm(202 mm) ISO100

#この猫オブジェがカワイイ

このDA★15-135mm、正直いうと、重く、685g。但し、K-S1本体の軽さのお陰でなんとか耐えられる範囲にきています。こういうところで少しでも軽いボティってのが効いてきます。
それと、やっぱり花形フードが好きじゃないのでこいつにもラバーフードつけてます。
まあ多少重くても、FA77mm limitedを使わなくても良いくらいに活動範囲が広がってますので、逆に旅行にはFA77mmを持っていかなくて良くなり、気分的に楽になります(笑)

旅の時はレンズ交換があまりできないのでズームの方が気楽でいいですよね。


Qと違って片手でホイっとレンズ交換出来ないので時間がかかります。
落としたりとか気にしだすとFA77mmはヒヨイヒョイと持ち出してガチャガチャやりたくないし。
また、レンズ交換を何度も繰り返すとその分機動力は落ちてしまい、せっかくの旅行の時間を奪ってしまいますから、やっぱりレンズはあまり替えない方がベストですよね。



KS1P0874
PENTAX K-S1 DA★50-135mm:1/160s F3.5 lens:50.0 mm(75 mm) ISO100

#フェードカラーは良い味

KS1P0830
PENTAX K-S1 DA★50-135mm: 1/400s F4.5 lens:90.0 mm(135 mm) ISO100

#撮影地は横浜



だから、本当は便利ズームでF2.8クラスのもので500gを切るようなレンズが欲しいのですが、満足出来そうなものが無いんでチョットションボリ。


KS1P0990
PENTAX K-S1 DA★50-135mm w/ A.F.R.C.1.4x: 1/30s F18.0 lens:189.0 mm(283 mm) ISO800

#コレは快心のショット、ザ・ワールド的(笑)


最後のはこの若干遅めのシャッタースピードでこの時を止めたような絵、K-S1にこのレンズDA★50-135 with A.F.R.C. 1.4xを付けてたからこそバッチリのシーン、丁度良い距離感に出逢えた形です。

こういうのが撮れてくると、あぁ、Qじゃ無理な世界に足を踏み入れたんだな、って気がしてきます。
うん、重くてやだなー、でも、良いなあ、って思ってた世界に足を突っ込めたのを感じると、K-S1はやっぱりイイなって思います。

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