abeshi's snapshot :Exhilarate 軽いカメラ PENTAX K-S1

K-S1について色々語った記録(現在終了) by Abeshi.

色々考えましたが、K-S1は私の中で消化しきれませんでした。


軽いカメラとしてQ(Q7、Q-S1)を使ってきて、そのステップアップとして検討した機種でした。
光のギミックとか面白いものが搭載されていたり、素直な色づくりなど良い機種であるとは思います。

1年まるまる使っていたわけではありませんが、そこそこに持ち歩いて使ってみて、脚色なしで素直な感想を書きます。

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PENTAX K-S1: Sigma 18-50mm F2.8 1/125s ISO100
#仙台のガーデンショップにて



【操作性】

独特のUI。SONYのクイックダイヤルを思わせるようなとっつきやすいインタフェースです。
ダイヤルが固めで指で頻繁に回していると痛くなりますが、判りやすいと思います。また、Tvで設定した情報をAvでもできるだけ維持するので考えて切り替えるときも違和感がありません。

光はタイマーのときにとても役に立ちます。直観的で恥ずかしいポーズを取りやすいです(笑)

AF/MFの切り替えスイッチの位置が悪く、勝手に切り替わることが多いです。
ただし、オートフォーカスを外し、置きピンして撮ることを考えるときにはすぐに操作できて楽ではありました。




【表現力】

20MPの表現力、ローパスセレクターのおかげで、とても綺麗な絵になります。
その他、カスタムエフェクトを色々選べます。フェードカラーやハードモノクロームなどがお気に入りです。赤外調を使うときには露出補正で明るめにズラす方が良い感じでした。

様々なKマウントレンズ、こと、FA Limitedシリーズをオートフォーカスで使えるのは嬉しいです。


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PENTAX K-S1: DA16-85mm F3.5 1/15s ISO6400
#パリの教会 サン・ジェルマン・デ・プレの午後2時半。
GPS記録していれば、後からiPhoneで場所(建物名も)表示


また、高感度な事で、本来薄暗くてよく分からないような場所の景色も後から写真を通して見つめる事もできます。上記の写真はその薄暗い場所で肉眼では絵の内容が良く分かりにくいモノですが、まるで近くにライトがあるかのように写しているところを見ると、K-S1のISO6400での性能はナカナカです。



【携帯性】

軽さによる恩恵は大きいです。558gというのはKマウントのボディとしてはかなり軽量です。
ただ、一方で他社のカメラと比較すると、ミラーレスなPanasonicのGX8が435g、SONYのα7IIが599g。CanonのEOS KissX7iで580gですから、ミラーが付いていることを考えたら「そんなもん」な重さかもしれません。


ハード的な搭載ギミックと、レンズ含めた持ち歩きのトータルな重さを見る時代になってきていますので、フルサイズを継承しているKマウントレンズの重量、チルトやバリアン液晶もGPSも無い本体としてみると、他社比較で「頑張ってないな」という重さでもあります。

KマウントのF2.8なズームレンズは総じて重いのが多いため、良いレンズを求めるとレンズとカメラ本体の重さバランスは非常に悪いです。

このカメラは単焦点のレンズでサクサク撮りにいくのが向いています。ズームは他社製の明るくて軽いレンズをK-S1に組み合わせて利用しましょう。



【機能性】

GPSユニットO-GPS1アストロトレーサーを利用できます。利用するときにカメラ本体側のメニューからランプのコントロールもできます(衛星を捉え出ることを知らせるときの青い点滅だけは制御できません)。

他、取りかえるのが結構大変なのですが、フォーカッシングスクリーンというファインダーをのぞいたときに薄ら基準線を表示するガラスみたいなものも交換できます。
その他、TAv時に2ダイヤル目が無いため、Hyper操作はできません。マニュアルレンズを使う際には少し不便かもしれません。



ソフトウェア的な機能としては、そつなく持っています。

使っていて困る機能はほとんどありませんでしたが、水準器機能や水平補正というペンタックスのほかの機種にあるのにこの機種にないのがNGでした。

初心者のために、エントリー機にとって一番必要な光学ファインダーをのぞいた時のガイドラインや、水平水準器、またはその補正が無いということはとても残念でしかたありません。
光学ファインダーの方はフォーカッシングスクリーンを別売で交換すればなんとかなりますが・・・EVFだったら簡単なのに、と、何度も思いました。


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PENTAX K-S1: DA16-85mm F3.5 1/40s ISO100
#パリ、川の公園にて すれ違い

シャッタースピードやISOの高感度性能は申し分がありません。もっとも連射バッファは少ないので1度に何枚も連射する使い方には向いていないでしょう。

残念ながら、動体へのAFは多点にしてもそれほど精度がよくなく、全ての局面で中央1点ピント合わせで使うことをお勧めします。
でも中央重点にしていると、上記の写真のようなシーンで小さめの物体が走って〜子犬などを追いかけながら、ピントを合わせ撮るのはまず厳しい。
中央重点にしてファインダー覗きながら追いかけるなんて普段のスナップではとても難しいことです。
そんなときに連射が活きてくるんではないかと思います。
まぁブれてても本人の思い出に貢献していて面白ければ、それでいいんじゃないかな。K-S1を使う時には少しくらい気を大きく持たないとダメかもしれません。


【総評】

ぶっちゃけ、誰のためのカメラ?と悩みます。初心者なようで、初心者向けの大切な水平水準器機能を削っていたり、三脚使わないんだろう設定にしたとしても、光学ファインダーにはガイドラインすらない。
まあ、他には珍しい光で知らせる機能や指で大きく回すダイヤルを搭載してて、一見優しそうなんだけど、他のカメラとの違和感が有り、ステップアップにもベースカメラとしても独自過ぎ。

でもって、できるだけ重さを軽くしたまでははいいけど、レンズとの重さバランスが悪くて知らぬ間に切り替わってる不親切なAF/MFレバーを側面に配置したボディ。
チョット使う人の気持ちの理解が足りてない気がします。フィールドテストを俺がしたらターゲットに対するハードのデザイン、ダメ出しだらけだったかも。


結論は微妙な対象しか見えてきません。『他の人とは違うものを好むメカ好きで、カメラにそんなに詳しくない人で噂のFAリミテッドレンズを使ってみたかった人向け』ですかね。最近の価格は発売当初の半額以下も珍しくないので安く本格なイメージのカメラが欲しい!、な人にはもってこいかもしれません。今の価格ならヒョイっとても出せそうなきがするし、初期の売り方を間違っただけかもですね。


残念ながら、アーリーアダプターだった私は消化できなかった。
他と違うっていうのは良いんだけど、私にとって大切なところの機能が無いのは使いにくかった。
しかも、Qのステップアップとして検討していただけにタチが悪かったかもしれません。
水準器がない、放置して皆と歓談している姿を残せないインターバル撮影も使えない、あまつさえ使いたいと思うようなF2.8クラスのズームは重い、装着すると不安定で構えてると勝手に切り替わるAF/MFレバー。・・・使い勝手の面での不便が目立ちすぎました。カスタムフィルターの事前登録&クイック呼び出しもありません。つまり、何とQより機能や操作性がダウンしてしまったのです。


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PENTAX K-S1: Sigma 18-50mm F2.8 1/60s ISO1600
#仙台:蒲鉾屋の敷地内

結果、あえて構図を斜めにする写真が増えました。1万枚ぐらい取りましたが、
振り返るとQの頃に比べカナリ斜めばっかりです。

これ、初心者向きでもない気がします。初心者がPENTAXに求めるのは「防塵防滴」だったり「ハイパーダイヤル操作」するほかのメーカーには無い機能じゃないでしょうか。

それはこの機種にはありません。

「軽い」というところまでは良かったけど、ズームレンズを付けたトータルシステムで、K-S1にスナップとしての汎用性を求めるのはいけない、という感想です。

猫を撮りたくてもモニタはチルトしません。だからファインダーも液晶も見ないでカメラを低くして写っているかどうかもわからないままシャッターを連写します。アクションとしては面白いけど普通じゃない。

また、私はかの人と決定的に違うのが『撮影後の結果が撮るときに見えて当然、目の前より結果が全てとして求めて撮る』タイプだということ。
Qやコンデジ世界で10年以上育った私。
液晶モニタで見ることに慣れ過ぎてた私はOVFと相性がとても悪すぎなんです。
(もしかしたら目で見えてる世界の露出具合と、記録された絵の露出具合が一致していない感があるから結果が目の前で見られないOVFが嫌なのかもしれない。かつ後で写真をいじらない派だし。が、素人なので光量比較とかできないし、なんとも説明ができない)

軽さも同じ。明るさも同じ。朝や夕方に使いたいF2.8クラスで撮るイメージをコンデのジ感覚でK-S1に求めるとPENTAX のズームレンズは重く大きいのでかなりキツイ。
慣れなくて1年経たないうちに2本落としました。高値のF2.8のもので共に重い奴。私はここで目が覚めました。


でも、初めからLimitedレンズや軽い単焦点レンズを付けて使う前提でいると、ものすごく軽くて軽快なカメラになります。ズームレンズの時は交換なんてしない。むしろズームなんていらないと割り切れるカメラ好きの人のためのサブカメラ何だと思います。

残念ながら、私は手放す決意にしました。だから、ここでこのK-S1ブログも終わりにしたいと思います。

決して悪いカメラではなく、私の中でステップアップとして消化したいメインのカメラになれなかった、それだけです。

あ、後、まぁ、これ大切な事ですが、新機種としてデビューした後から半年もたたずに欲しくなるようなカラーバリエーション(白いモデル)が登場したり、K-S2とかいうバリアンできるモデルが出た、というアーリーアダプターをちょっと小馬鹿にするような売り方も嫌いでした。
中々物を出さないPENTAXブランドイメージが定着していただけに、発売と同時に飛びつくのはバカみたいな感覚を覚えてしまったのはキツイ。そういうイメージがついてしまいました。
2か月に1度必ず何か出す、という今のイメージなら良かったんですけどね・・・。
そういうのが重なったり、高価なレンズを2個落としてダメにしたり、という色々なものの連続が、K-S1というカメラに愛着が持てないままになって、最後は他のに変えたい、という積み上げに繋がってしまったようです。


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PENTAX K-S1: DA★50-135mm w/ DC1.4 F2.8(4) 1/125s ISO400
#(落とす前のラストショット)



まだまだ、私の写真ライフはPENTAX Qを基点に続いていくと思います。が、ひとまず、このK-S1という機種のお話は終わりにしたいと思います。今まで気にしてこのK-S1側のblogを見にきていただいて、本当にありがとうございました。

この記事が世に出るときは、すでに手元にないはずです。

see you, the other body. ..

こんにちは。

最近、ようやくフラッとお出かけしてこれました。場所は仙台。

それにしても、この生き物は優雅でいいですね。

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PENTAX K-S1 1/60s F4.0 DA50-135mm ISO3200

PENTAX のカメラはストロボ禁止のエリアであっても高いISOで安定してくれるから結構お気に入りです。

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PENTAX K-S1 1/60s F22.0 FA43mm Limited ISO6400

まあぁ、とは言いながら、最近のメーカーのカメラはほとんど同じようになりつつあるのでその優位性は減った気がします。

この花京院近くの信号みたいに、一見便利そう、コンパクトで使いやすいというか、配線的な摂理にかなったもの、というモノであっても、いつもと違う、と言うだけで見向きもされなくなってしまうモノに近い哀しさを持つモノは、最終的には淘汰されてしまうのかもしれません。

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PENTAX K-S1 1/125s F4.0 Sigma18-50mm ISO200

個人的にはQからPENTAXにきたので、フェードカラーとかのエフェクトがあったり、アナログ時代に触ったことのあるZシリーズのハイパーダイヤル、TAvの便利さは重々承知した上での好きなカメラメーカーではあります。ハイパーダイヤルはK-S1に無かったけどね。

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PENTAX K-S1 1/400s F2.8 Sigma18-50mm ISO100

多分、コストパフォーマンス的にも、K-3IIとかなら、お勧めできるメーカーなんだとも思います。


QからKへと繋ぎ足して、もう1年です。
この間、マジでそんなの出すの、出るって知ってたら、そっち買ったよって言うようなK-S2とか出てましたけど、まあ、軽いこのK-S1を手に入れて良かったんじゃないかなって思います。この一年近くで結構なレンズ投資もして、Kの使い方にもある程度の自分なりの答えが出てきました。

結局あまり紹介出来てませんでしたが、FA28-70mmとDA50-135mm、この2つは素晴らしいレンズでした。が、大きく重かった。そして、原因不明なのですが、マウントから落ちて修理不能になったFA28-70mmと、ストラップの故障でカメラごと落ちたDA50-135mm。ストラップの方は普通じゃない2つ連結にしてたのもあるので自責かな?と思ってますが、どうもQの時のような軽いカメラの感覚で取り回しているようで、やはり重い装備の状態は私に向かないようで。

K-S1とのバランスが悪いのかもしれません。
結局使うのは、軽いSIGMA17-50mmか、FA43mmLimited、たまに77mm Limitedって感じになってきてしまいました。足りない時は1.4倍。

そう、総重量で軽いモノでないとダメな私、と言うのが1年使ってみた結論。
軽い奴でないと向いてないみたいです。重いと首も痛くなるし。

って考えた時、Qの後継は、Kを使った後だと軽さ以外のメリット無く、画質やISO感度的にも満足出来ない事もあるため、もう買うことも無いかな? って感じてしまうのです。でも、だからと言って、Kの後継で軽いのを買うかと言えば、Noでしょう。
欲しいカメラは、バリアンもしくはチルトして、エフェクトをかけながらISOやスピードを変えられて、かつ、その効果が目の前で確認できて、WiFiか何かでも構わないのでGPSを埋め込むかiPhoneに転送出来て、連写がしっかりしてて割と動態AFに強いやつ。あと、水準器と9分割フレーム。

コレが答えです。だから、今のPENTAXにこれを満たすものは無い。意外にも、動きまくってじっとしない嫁さんのスナップとか撮るので、AF中央で捉えようと頑張っても、多点にしても外してることがおおいQ-S1とK-S1。ピンボケ防ぐために連写してたり。
あと、露出補正やモノクロを使う時、撮る段階で確認できないのも嫌い。あとから見るなんて、そんな余裕ないない。その場を逃したら、もう終わりです。だから、素のままな光学ファインダーは私に向いてないのも残念。

後で捨てたり加工するのが大好きな人には良いんでしょうけどね、そんな事を痛感した約1年でした。Q7の時の方がハナからAFとか割り切れてたから満足出来てた事実に気がついたというべきか。

また、ミラーを持つカメラのレンズの宿命というのもあり、軽いトータルシステムは、もうこのマウントもしくはQにも期待はダメかなあ、と限界を感じてきてるこの頃です。
重いと思わなければ、いいカメラなんですけどね。手に入れた43mmと77mmのレンズ専用のカメラになってしまうかもしれません、このK-S1。DA16-85mm、DA17-70mm、Sigma170-500mm、DA40mmLimited、TamronA16、そして壊れたDA50-135mmとFA28-70mm。ここまで色々勉強になったと思います。

FALimitedレンズは大好きなので、手放してやめることは無いけれど、フルはもっと重そうだし、もう少し取り回しの良い所のボディ側の視野を広げて考える時期に来たかな?と言うのが本音です。軟弱なんですよね、俺(笑)

こんにちわ

今日は、撮りためたやつの一部からのアップとなります。

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PENTAX K-S1 1/125s F6.7 DA16-85+X1.4adapt. :67.2 mm(100 mm) ISO200

最近よくやる持ち歩きが、DA16-85mm に 1.4x倍になるコンバーターの持ち合わせです。
16mm始まりから使えるのと、1.4倍のアダプタをつければ30ミリ強の始まりの標準レンズ扱い(16x1.4x1.5)、終わりは85mmx1.4という使い方もできてそれなりの機動力が持て、軽装で動け、さらに望遠が必要な時には、もう一つとして170mmからの大砲を車の時限定で持ち込んで使う感じです。これで落ち着いてます。

でもって、DA16-85mmのそれだけ一本では明るさや前後ボケを使いたい時、曇りや夕方朝方にキツイ時がたまにあるので、そんな時にはFA43mmLimtiedやFA77mm Limitedを持ち出していくっていう形になります。ようやくスタイルが固まってきたというのかな。

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PENTAX K-S1 1/320s F5.0 FA43mm Limited ISO100

さて、先日はBlogの続きを明日、と言いながら、もう2週間も経ってしまいました。いやあ、月日が経つのは早い(笑)怖い世の中です(笑)

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PENTAX K-S1 1/320s F4.5 FA43mm Limited ISO200

顔のある太陽さん。のんびりなBlogペースを鼻で笑われてる気もしてます。
最近、当初買ったHDDA40mmは手放し、付けっ放しにしてるのはFA43mmの方だったりします。ほぼ同じでこっちの方が楽しいからです。
初めは77に対してシャープに解像してくれるHDDA40mmの方が住み分けできていいなと思ってたんですが、DA16-85mm買って考えが変わってしまいました。旅行には16-85mm、普段は43mmになってしまったんです。

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PENTAX K-S1 1/250s Sigma170-500:170.0 mm ISO125

最近は雨をかいくぐって、甥っ子の運動会でSigma170-500mmの大砲とかも使ってたりしてます。いゃあ、400mmを超えるのは遠くを掴めて楽しい(笑)。

こういうバリエーションがあるのがKの良さで、Qには無いところ。まあ、と言っても自分に似た顔の甥っ子の写真はBlogでは公開できませんのでモノなこんな感じの写真でニュアンスをつかんでください。ご勘弁を。

本題と言うか、個人的な今後のPENTAX なカメラとかについてK-S1を長く使ってみてのお話でも。

PENTAX K-S1は、エントリーと言うこともありますが、Qと違って、レンズにバリエーションを持たせることができるのKマウントの良さをしっかり味わえると思う楽しい機種です。
これを簡単に例えるなら小さめのソフトクリームに刺激のある本物のワサビをスリたてて直ぐに載せて食べるみたいな感じです。

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PENTAX K-S1 1/125s F5.6 DA16-85:85.0 mm ISO160

ただ、初めの時の印象は、出始めの頃に買ってしまったため、その時は値段もお高く、光るボディと言うギミックがある事もあって、反感を買う要素が多過ぎました。単体でもキチッと持ち歩きでそつなくこなす良さがあるし、レンズを使って楽しむこともできる美味しさがあります。
だから、今の値段ならどうでしょう。アレから5万近く下がったのかな?
これくらいの値に落ち着くと、結構、エントリーにしてはいい線いってるって思うんですよね。

確かに、Wi-Fi欲しい、バリアングル液晶欲しい、ストロボのレリーズ対応欲しい、そんな事言ってたら切ないし、上の機種との住み分けもあるだろうから望んではダメな事だと思うんですよね。
エフェクトは楽しいし、絞り優先もスピード優先も、楽なPも軽く選択できて楽しいです。シンプルな美味しさにちゃんとしたレンズで十二分に楽しめるカメラ、コレが、10ヶ月くらい使っての感想です。つまり、値段の壁が無くなった今、本当に美味しいカメラになっているということ。


まぁ、だからこそ、Qと比べてもソフト的な機能を削ってしまっていたのはマイナス要素だったと思います。他にはない軽いんだ、と言う一点でフルフレーム機を手に入れてもサブ機として、長く使えるわけですから。

まあ、何にせよ、私はK-3IIでも重いって感じちゃって、首が痛いって考えちゃうので、しばらくはコレがメインになると思います。

Qのクイックダイヤルが移植されない限り。

また、多分、次のQの買い替えは無いかもしれません。だって、Qがこうなれば、って望む機能は、 こういうカメラ本体だったらいいのに、と言う感じのものがSONY α7RIIという形で出てきてしまったから。マクロ需要も、Kマウント側で満たされてしまうからです。

多分、機能で言ったらあのαの姿が目指すべきカメラ業界の標準になるべきなカメラなんだと思います。しかも、今のカメラ業界の売り方では、1年もしたら新品のQプレミアムキットを買う値段感覚でそのα7RIIが型落ちとして買えちゃうかもしれない。

そうなると、PENTAX の良さを残したカメラの最高のAPS-Cサイズで、ベストなモノが出るまで、ってなります。

だから、メーカーさんは、1年超え出せば半額近くになるカメラ業界のペースを考えて行くべきで、それはつまりエントリー機種っていう設定を作る必要が無いって、そろそろ気がついて欲しい。
下手に中途半端な機能削り状態のエントリー本体なんか作っても、日本人でしかもカメラ買うような層ははスペック主義。だからたっぷり詰め込まないと売れないよ。
エントリーさんが求めるのも良い機種の型落ち。型落ちの前機種や発売して半年した機種とバッティングして、あちこち在庫だらけになってるやつ。言うなれば去年発売の冷蔵庫やエアコンみたいなモノ。

もうこれからの時代は、軽さ重視の1つとフルフレームの2つの展開だけで、後は切り替えのタイミングで二段型落ちがエントリー、新製品はアーリーアダプター。普通の人は発売から半年経ってから買い出す、ですよ。初心者は安くなった前やその前のモデルを買いますから。
フルも1年経てば40万が15万で買える時代になっちゃうでしょ?。価格維持がてきるPENTAXの本体なんてあるわけが無い。

なぜなら、それはメーカーの進歩を止める事になり、王者CやNを追随する姿勢をやめるわけでしよ、ある訳がない。
ただでさえソニーがあんな本体出したりするし、そのソニーのセンサーを使うメーカーなんだから。

今のPENTAX は結構カメラに独自の特徴出てきてて、昔のソニーやサンヨーみたいなメイドインジャパンのスピリッツを感じます。
だから、FujiのX-T10や、α7RIIが出たとしても、もう少しだけ様子を見たいなって思ってます。だからこそ、イノベーションラインは面白いけど、完璧モデルがそろそろ欲しい時期です。

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PENTAX K-S1 1/500s F5.6 FA43mm Limited ISO100

鍵はFA31の作り直しとフルが出たあとの軽量版のAPS-C版。エフェクトモード最中でシャッタースピードや絞りが触れたら楽しいですよね。そして、エフェクトを自由に自分好みで作れて簡単に切り替えられたら楽しいですよね。
そう言うのが私が欲しいカメラ。GPSも内蔵で付いてればストロボが自由に選べるし、普段嵩張らず軽くできるから嬉しい。
いつか出てくれるまで、待ってます。つか出る前に触っても見たい(笑)

K-3IIは欲しいと思ったけどバリアングル液晶無いし重デカイからシルバーとか出ても私は買わない事にしました(笑)

こんにちわ

随分と間が空いてしまいました。お久しぶりです。

お庭に種から植えたカモミールも2年目で花がいっぱいになる季節となってきました。

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PENTAX K-S1 1/200s F5.0 SIGMA17-50mm(52 mm) ISO100

いろいろな花を写真に変換していくのは楽しいですよね。 さて・・・
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PENTAX K-S1 1/160s F4.5 SIGMA17-50 mm(52 mm) ISO100

他のお花もいろいろ咲いてきて、初夏の気持ちも上がってきます。

ところで、最近気に入っているドリンク、グリーンシャワーっていうのがあるんですけど・・・

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PENTAX K-S1 1/60s F2.5 lens:77.0 mm(115 mm) ISO1250 線画調

これ、ホップを利用した炭酸フレーバー水なんですよね。結構お気に入り。
人によっては青臭いとかいう人もいるそうですが、個人的にはマスカットのような香りに近いと感じています。
これが、素で飲んでも美味しいし、例えばカルピスとか、レモンとかで割っても美味しい。
すごくいいですよ。


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PENTAX K-S1 1/160s F4.0 SIGMA17-50 mm(52 mm) ISO100

ということで、我が家には、今年からホップの居場所ができました。
グリーンカーテンを狙っています。

さて・・・

ここからが本題。

このK−S1の立ち位置を、今後どのようにしていくか、悩んでおります。明日へと続く…。
 

こんにちわ

昨日に引き続き、シャルル・ド・ゴールじゃなくて、ゴールドエクスペリエンスな金のMacBook12のお話です。そういや、正月からゴールド続きだな・・・。

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今のMacBookって、BootCampで普通にWindowsもつかえるので良い世の中になりましたよね。
真っ黒で3kgもあった時代のMacOSのノートに比べれば・・・すごい世の中になったものです。

しかも、パソコンを運搬する外箱がリュックに収まるってどういうこと!?

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あけるとこんなでした。

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化粧箱はMacBookの色に合わせてあるし、今回OSの移行作業や細かなところでアイコンも金色なんですよね。

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そして、まだ、AppleStoreに買いに行かないと手に入らないUSB-Cアダプタ。銀座なら2Fで売っています。

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今回は、このUSBアダプタが無いと、bootcampができません。

もちろん、従来使っていた環境を引き継ぐのにも必要ですよね。

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USBメモリを取り付けるとこんなブサイクになります。
こんな状態でbootcampの設定をしていくわけです。



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さて、前座が長くなりましたが、お待ちかねの?Windows10TPのお話となります。

そもそも、今回からbootcampでWidndows7が対象外になったとかいうじゃないですか。
うちにあるWin8はDVDインストーラの無い中華タブレットしかありません。

手持ちの最新WindowsインストーラDVDは、Windows7Pro。これを入れても使え無いとかいわれるのもなぁ・・・そんなご無体な、っていう感じでしたが、そうそう、今はWindows10を体験できるプログラムがあるじゃぁないですか、と思い出したわけです。

だから、これ(Win10)でやってみましょう、っていうことで、色々やってみました。

結果、問題は残るものの、以下のようになりましたのでその工程です。


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雪山の背景、いいですよね。
でもエアロ無くなっちゃうんですかね・・・。

さて、インストールは、よくある MacBookAirにWindows10テクニカルプレビュー版のインストールを!
みたいな手順画像付きの説明はしませんので、そういうのはそっちのサイトをgoogle先生に聞いて、参考にしてくださいな。

簡単に手順を記載します。では、以下。

  1. USB−Cと普通のUSBメモリが繋がるようアダプタを手に入れる

  2. Windows10TPの評価に参加ログインしISOを手に入れる。

  3. bootcampアシスタントで8GBのUSBにISOから転送セットアップ・作成

  4. もう一度アシスタントで忘れずにbootcampのWin用ドライバを放り込む

  5. 再起動後、USB側から起動したら「bootcamp」って書いてあるパーティションをフォーマット

  6. もう一回再起動が必要なのでその時は起動音が鳴ったらすぐさまoptionキーを押し続けwindows側で起動

  7. セットアップでリターン押したいのに押せない!っていうもしキーボードが反応しない状態になったら、慌てず一度USBメモリを一度抜き、すぐさま外付けUSBキーボードに繋ぎかえエンター押し作業し、画面遷移したらすぐさま抜き差ししてUSBに戻します。

  8. ログインまで進んで、画面が出たら、Explolerでフォルダを開き、サイドバー下の方にあるbootcampのINSTALLERのUSBメモリに転送しておいた、まずはbootcampフォルダのMacBookを認識っっせるドライバをsetup.exeファイルから実行し一度再起動。

  9. 再起動後、慌てずもう一度bootcampを念のためリカバリー。

  10. 無線の設定をして・・・cmd+Aで右下に無線ボタンでるので・・・その画面遷移先でSSIDなどをセットアップ、googleとか見に行ってインターネットが使えることを確認します。

  11. コントロールパネルの保守からWindowsUpdateを実行し再起動します。

  12. こうすることで、ディスプレイのドライバとかもキチっと使えるようになりました。画面のもたつきもなくなり、IntelGraphicドライバーまわりもデスクトップに対して2本指クリックで右クリックメニューとして出てきます。そしたら解像度を一番高いやつにセット

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  14. 文字が小さすぎるので、文字の大きさの設定画面をコントロールパネルから200%くらいの結構大きい奴に変更

  15. 再起動後には、約10秒で立ち上がるWindows10の世界!


但しどうやらJISキーでカナによる日本語IMEのオン、認識はしませんので諦めてください!(笑)いや、これ、どうやればいいんだろ…(なぜか、caps lockキーで日本語のON/OFFが切り替えられますけど・・・)。

あと、Bluetoothは公式でもアナウンスありましたが、デバイスマネージャにすら出てきません。設定のしようがないですねぇ。ま、WiFiで使うし、こっちはメインじゃないから問題ないか。


では、以下、ここまでの参考画面ですよ〜。

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新しくなったスタートメニュー。右上がポイント。電源オフのマークがあったり、最大化ボタンがあります。最大化すればWindows8.1のような全画面スタートメニューになります。

bootcampのドライバが入っている状態では、F1-F2で画面の明るさも正しくコントロールされますし、F3でウインドウマークを押した状態にすることもできます(引っ込めることはできない)。

Office365の認証がある人は、MicrosoftアカウントやOffice365サイトのログインで使えるようにできます。例えば、タブレット側についていた方を非アクティブにし、bootcamp側にインストールしてアクティブ化すれば、こっちで365が使えるようになります。

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bootcampのメニューはコンパネで見つから無いけど、タスクバーにはありますから、こっちから右クリックでOSX再起動とかを選んでいきます。あ、このタスクバー、左側に置き直しちゃいました。


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cmd キー + A で右側にワイヤレスやフライトモードを切り替えられるスイッチが出てきます。
Exなんとかっていう付近の文字リンクを押せばボタンの全部が表示されるので、非表示のワイヤレスネットワークとかも簡単に設定できるようになりました。
ただ、うちの非表示のワイヤレスネットワークを覚えるのに3回くらい登録したな・・・。

これは評価版だからかなあ。

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PC 版 nasne閲覧ソフト、PC TV with nasne も起動できます。オンデマンドの直接閲覧はぐるぐる回りつづけていて、さすがに無理、反応が戻りません。ですが・・・。

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これはマシンのスピードだけでなく、ワイヤレス環境も左右するので一概には言え無いですよね。 でも、macbookにTVデータをPC転送(高速版も普通版もどっちもOK)することで、ちゃんとカクつくこと無く再生でき実用範囲。たくさん持ち歩くならbootcampの領域確保が必須ですね。

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Office365は、簡単にネットワークからインストールできるようになったりしたのがいいですよね。


今回、bootcampには90GB程度しか与えていないんですが、Win10TP-OS + Office365Psで33GBくらいの容量が必要でした。
いやぁ、これ少ないですね。まぁ、もっとも今はまだ音声認識やらスパルタンやらがちゃんと実装されていないので まだまだ領域は多めがいいかもしれませんね。

あ、それと、まだ私のところではストアが機能してませんね。まだまだかなあ。
そんな状態なので、FFやらドラクエやらのベンチものは試すつもりが無いので(遊ぶつもりも無いので)、そういうのはマスメディアの検証をワクワクしながら待ってもらえると嬉しいです。

まぁ、nasneのPC再生やHOME画面のもたつき見る限り、FF11 ONLINEぐらいなら画面解像度落としてモーションや天気効果切りまくりにすれば遊べそう、ってなぐらいなんじゃ無いかなぁという雰囲気です、これ。
 

P.S.

アイコン用に作ったゴールドmacbookなPNGフォーマットのファイルも置いておきます。
急ぎで作ったので少しいびつなのですが、まぁ、ちっちゃくなるから平気でしょう。
macbook2015_GoldIcon
 

こんにちわ

今日はいつもと違って写真を管理する側の機材を新調したので、お話でも。

じゃーん、Apple の新しい MacBook 12インチモデル、ゴールドです。

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ちょっとまえまでは、15インチのretinaを使っていました。いろいろあって手放してしまいましたので、それまでは色々苦労していました。
なんというか、やっぱり写真管理はRetinaな画面でやるのが一番やりやすい!(笑)

でも、私は、LightRoomを使わない派(現像に時間を使いたくない派)なので一旦はWindows (Surface)なんかでもいいかなあ、と思ってみたものの、UNIXターミナルでExif情報を抜いてくるバッチを作ったり、位置情報を簡単に管理できたり、と考えていくと、なんというか、MacOSの方が使いやすいんですよね。

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フォントが綺麗だってのもあるんですけど、昔に比べ、今のMacOSXはWindowsよりもソフトが豊富になってきた気がしませんか?
だから、なんというか、ワクワク感があるんですよ、こっちの方が(笑)

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今回のモデルより、光らなくなったアップルマーク。これ、むっちゃ傷がつきやすくて、初日にうっすらスジを入れてしまいました。(涙)

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このゴールド、あのスパルタカス以来の金、もう、あの時買えなかったのもあり、金、銀、灰色の3色提示されたんですが、頭の中ではこれ一択でした。


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この金、光の具合によって、基本はシャンパンゴールドに見えてるのですが、ピンクゴールドにも見える時あり、電球色の照明の下ではイエローゴールドにも見えます。
面白いと同時に、ホワイトバランス泣かせな色使いです・・・。

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少し気をぬくと、K-S1ですら、こんな色になってしまいます。

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にっしても、軽い!持ち運びがとても楽です。これなら、K-S1と合わせて一緒に持ち歩いても苦になりません。

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この薄くて軽いMacBook 12、なんというか、トラックパッドも新しい構造になりました。
なんというか、沈むスイッチじゃなくなりました。え!?

そう、クリックがクリックしないんです。いや、クリックしてもスイッチとして下に沈まないんです。
でも、カチっっていうんです!!
すごいですね。ただの板を少し強く押すと板の反対側からバネのようなものでカチっと叩いてくれる感じなので、まるで押し込んだ時にスイッチで押したかのような感触があるのです。しかも裏からでもないとかわけわかんないぞ。

そして、この機能、押し続けるというかもう少し2段階目として押し込むと、さらにもっと深く押し込んだような錯覚を起こすようなカチっていう感触を与えてくれます。

部品の故障に関してはわからないんですけど、面白いですよね。こういうの。
うっすい筐体で2段階の押し込みスイッチを作ったらペナペナ感しかできないでしょうから、へぇっていう感じの秀逸アイデアです。


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他にも、音が意外にも綺麗だったりとか、やっぱりRetinaなディスプレイが綺麗、かつ、解像度を12インチなのに広くとれるっていうのが大きいです。

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ただ、中身はネットブック程度のスペックなので、起動は遅め。
使い出すと、遅さは感じないのですが、計算負荷をかけると今どきとしては遅めに感じるかもしれない程度。
触っている限りはまったく気になりませんけどね、こういうスペッキーなとこ。
なにせ、裏面は暑くならないし、ファンレスなので静かだし、薄くて軽いっていうのは素敵です。

そして、何度も言いますよ、美しすぎるゴールド!ゴールドエクスペリエンス!

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写真は自分で撮ってきたパリのエッフェル塔のモノクロ。
ゴージャス感はパリでなくちゃね。

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で、この新しい「写真」っていうアプリが凄いです。今までのiPhotoってどうなの、って感じでしたが、今回、このMacBookのSSDの速さ、それから USB-typeCの速さっていうのもあって、K-S1のフル画像20枚なんてあっという間に取り込みます。10秒かからん。早い、凄い。

これ、K-S2ならWiFiで取り込めるのかな?だったらいいなぁ、と思う。
かつ、取り込んだ時にGPS付与してくれたりすればむっちゃ使えそう。

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そうそう、キーボードも説明したいな。
このうっすい筐体に合わせてできた極薄ストロークなキーボード、使いにくい?そんなことありません。
むっちゃ使いやすい。ノートのキーボードに慣れてた人なら、広くなって打ち損じも無くなって、力を入れなくても軽いタッチで書き込める最高の感じです。

今日のblogもこれで書いてますよ。
いつもの1.5倍マシのスピードで書けていますよ。

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バックライトキーボードも明度を一番下に落としても十分光ってて綺麗です。
LCD側の輝度も半分より下に落として十分実用範囲。まぁ、外で見る時はもう少しあげないとダメでしたね。2つ上がその低め設定、すぐ上の写真が最大です。

今回セットアップしながらやっていましたが、スタミナはだいたい8時間前後は持つ感じでした。ただ、これ、差し口が一つになって1本繋ぐだけで全部ドッキングできるようになる反面、充電回数物凄くなりそだなぁ…。


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手持ちに今でも残る、古いMacBook Late2008。HDDもバッテリーも簡単に取り替えられる最強のサーバー用MacBook13です。
これとサイズ比較してみたのがこちら。あ、本日の写真はiPhone6PlusとFA77 Limitedで撮ってましたヨ。

これで、画面解像度は1440x900 あって、文字は見やすいっていうんだから恐ろしい世の中になったものです・・・。

明日もこの続きします。
Windows10 テクニカルプレビュー版をBootcampで導入したんで、その話しをしますね。
365のEXCELもしっかり動いてますよ!
 

さて、CP+2015は終わってしまいましたが、そこで触ってきた、DAL 18-50mmF4-5.6 DC WR RE と K-S2の感想を・・・。

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コレはビヨーンっと伸ばした状態です。
レンズ本体側についているボタンを押してズームを可能にさせる状態で引き伸ばして使うのがこのレンズの特徴。特に電動で伸びるわけではないのでコンデジをよく使っていた身としてはチョっと拍子抜け。

使うときにはこの伸びきったスタイルになりますので、撮っている最中の姿は美しくないです。


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しかし、収納した時の姿は素晴らしい。この状態で撮影できれば一番良かったんですけどねえ。
 
K-S1の隣にあるのがK-S2で、レンズは自分のFA★28-70mmです。
K-S2の色は、ストーングレー色。一番気になってたカラーです。
もう少しこの古いFAの銀に合う色かな?って思ってたんですがそうでもなかった。いわゆるガンメタぽい感じでした。

バリアングルの状態は結構いい。ようやく胸元でカメラを構えられ、像が見えるので、背の高い私には160cm背丈のポートレートの目の高さにレンズ位置を合わせられるので撮りやすくなります。
いちいち腰を曲げて屈まなくても目線と同じ位置に合わせられるし、ネコ撮りとかもやりやすそうです。

地面を這うショットも、広角レンズ使用時のアオりもやりやすそう。
 後の中身はほとんどK−S1と一緒っぽいのですが、おにいさん、一つ気になること言っていました。

 「もしかしたらWi-Fiで接続してシャッター押すと携帯のGPSを云々・・・」

ええ、試す余裕はありませんでした。一人5分っていう場所でしたからね。
本当にそれが可能なら、私にとって購入したばかりのアストロトレーサーがいらなくなるんですけど・・・・(笑)
天体は年に1〜2回ぐらいしかやれなそうですけど、 GPS位置情報は後でiPhoneとかで見直すときに便利なんですよ!
イタリアとかフランスとか、できる限りGPS埋め込んで撮ったら、iPhoneでどの辺とか全部整理されて「場所がタイトルになって」るんですから、ここどこだったっけ?っての無くなって最高なんです。

撮影地
(コレはPENTAX K-S1にアストロトレーサーを装着して撮影してきた凱旋門をiPhone6Plusで見てるところ)

 もし、ほんとに、携帯から操作したらGPS入るんだとしたら、液晶確認もiPhone6Plusの大画面の携帯サイズでできるし言うことなし。というか、それならバリアングル要らないんだから、なぜK-S1にWi-Fiつけないんだと問い詰めたく・・・・(笑)

MicroSDで中身を交換できるFLUCARDを1マン弱くらいで出してくれないかな・・・。それとか、ソフトをPQI AIRあたりのSDカード交換できる無線LANなSDにインストールすると同じことできるっていうパッケージを安価に出してくれればそれでもいいんだけど・・・。
 

こんにちは

現在パシフィコ横浜にて開催されているイベント・・・

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CP+2015に行ってきましたよ。
ちなみに、本日の写真は全部Q7で撮ってるのであらかじめご認識を。

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フルへの期待が高まってきますよね。

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 さて、K-S1ユーザーなら、やっぱり気になっているのは、後から何それって感じで登場してきた K−S2にと同時展開の・・・レンズキットの対象になっているアレ、DAL 18-50mmF4-5.6 DC WR RE がどうなのか、ってことでしょ?

やっぱり。

ってことで、真っ先に触ってきました。

タッチ&トライコーナーで触れます。画像は撮影できませんが、取り付けだけはさせてもらいました。
うちのK−S1につけるとこんな感じのようです。

「ちいせーー、かるーいーーー、ボタンポチッとするとのびるーーーーー」


ちなみに、まだ、ファームの調整が終わってないとのことで、無理にレンズを着けて撮影して「ほんちゃん画像」を期待しては・・・ダメですよ。断られるし、撮ってもまだ本気状態ではありません。

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とりあえず、第一印象:小さくて軽いです。いいですね、これ。なんでこれをK-S1につけなかったのかと問い詰めたい。

しかも、これ、単品で出るHD版ではなく、やっすく作ったプラ筐体のDALの方が軽くてK−S1向きだとおもうぜヨ・・・
 

こんにちは。

海外ではレンズの交換はなかなかしにくいと思っています。また、重いカメラを持って歩くのも、ちょっとためらいますよね。

地図片手に慣れていない土地を歩く時は、できるだけ軽いカメラが心強いです。モタモタしてて、スリに会う危険も考慮しておきたいですし。

その点、このK-S1は軽くて良いんですよね。そして交換無しでずっと撮影できるDA16-85mmは便利です。
またデザインもすばらしい。どこを握ってもグリップする。そういう意味で実用的なレンズです。

このK-S1も、スマートな外観、きれいな色遣いのカラーリング、K-S1は使いやすさと言う意味では今ひとつな部分があると言われておりますけれども持っている喜びは負けていません。

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PENTAX K-S1 1/125s F6.3 lens:18.0 mm(27 mm) ISO100


このDA16-85mmのレンズとK-S1の組み合わせ、とても相性が良く、サンシュタッシュ教会の大きさを綺麗に丸っとおさめられる16mmの広角具合といい、85mm付近での綺麗なボケといい、使い勝手がすごくいいです。もっとも、16mmでなければということもなく、18mmでも十分であり、余裕ができるという方がしっくりくる感じ。

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PENTAX K-S1 1/125s F5.6 lens:85.0 mm(127 mm) ISO250

若干暗めなところはありますがDA17-70mm F4よりも全然明るい感じします。そして使いやすい。K-S1の解像度の良さと好感度も相まってとても素晴らしい感じです。これが標準キットでお得感出てたら良かったのに。

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PENTAX K-S1 1/320s F7.1 lens:16.0 mm(24 mm) ISO100

コロッセオなんかも、このDA16-85mmにかかれば丸っと写せてしまう、こんな懐の広さの広角具合です。こう言うのは海外でとても役に立ちます。

しかも、おそらくこれが最後の赤帯のレンズになるんですよね?
この、今後は緑帯にするという決断、何という考えの甘さで赤を決めるもんだなあ、と思う反面、と言うか、逆に、緑にすること、すごい。自分達のアイデンティティーの良さをしっかりと認識して、頑なに決めたことを曲げないような頭の固いトップがいるわけではなく、自分たちが手に入れたブランドを自分達の色に強引に持っていって壊してしますような結論を省みて直せる柔軟な素晴らしい会社だとも言えます。

普通なら、赤から緑に戻す決断なんてしないと思うんですよね。また、フルを出す出す詐欺の結論に終止符を打ってくれそうなところ、K-S1の今にあっていない至らずを認識してスグに軌道修正出来るところ、なかなかできないと思います。K-S1の不評もスグにK-S2として、上の機能を求めるユーザーに応えていますしね。

ダメなところはダメと認識して良い方向に舵取りをし直してくれているのはユーザーに耳を傾けているということなので買う側も好感が持てます。

今年後半に出るらしいフル対応カメラも良い方向になると思いたいです。まぁ、今回K-S1で色々買い方は学びましたので、もうアーリーアダプターにはなれないですが(笑)

さて、気がついたら2015年になり、このK-S1の存在を消し去るかのような新機種の噂も聞こえてきました。
新しいのは、Wi-Fiもあればユーザーモードもあったり、どうしようもないキットレンズの置き換え、すぐに切り替わるAF/MFスイッチへの対策、さらにはiPhoneではベースとなってるオートHDRなんかもあって、より今の時代のエントリーに相応しい内容になっているようですね。
こうなってくると、変に機能を削られたK-S1とはなんだったのか、まさに最初に飛びついた人の負けモードな状態ですよね。
私自身も、今後はQも含めて新機種には慎重になりたくなってきました。

と、言うことで、暫くはメインレンズの旅が続くかな、と思います。

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PENTAX K-S1 1/125s F5.6 DA16-85mm:85.0 mm(127 mm) ISO100

さて、年明けの最初のレンズのお話は、1/1元旦に載せた写真、初っ端のを撮った奴ではなく、海外旅行にはもってこいじゃないか?と思われるこのレンズ、DA16-85mmです。

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PENTAX K-S1 1/1600s F4.0 DA16-85mm:23.0 mm(34 mm) ISO100

年末年始で数千枚程試し撮りかつ本番運用をしてきました。
ただし、まだ撮ってきただけで、一枚一枚の写真を家のモニタでチェックをしてる時間がないので、片ボケが出てるか?とか、歪みはどう?とか、正直よくわからない状態です。今日は旅行の初めの日程の絵から数枚取り急ぎアップしてみました。

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PENTAX K-S1 1/125s F4.5 DA16-85mm:60.0 mm(90 mm) ISO2000

基本、リバーサルフィルムでアンダー気味に撮ってます。F値も暗めのレンズなので、そうなりやすいし、むしろそのままにしてISOを100-6400のオート範囲設定した状態で、K-S1のセンサーの良さである高感度を活かす運用にしてガンガン使ってみました。

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PENTAX K-S1 1/200s F5.6 DA16-85mm:85.0 mm(127 mm) ISO100

場所はイタリア、ローマ。
例によってオリジナル写真は onedriveスペースに置いてあります。ここのはリサイズ済み。

あ、そうそうレンズうんぬん言う前に、このK-S1について、一つは、各所でも言われている通り、AF/MFスイッチが勝手に切り替わるムカッとくる現象がなんども起こったことを報告しておきます。これ、明らかに設計バグ。

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PENTAX K-S1 1/80s F4.5 DA16-85mm:39.0 mm(58 mm) ISO800

もう一つは写真を撮る際の電池、スタミナ具合ですが、平均して1分に1枚くらい撮る感じの、朝から夜までずっと動き回るスタイルで、3個弱の電池が必要でした。海外旅行に使う際には電池の確保だけでなく充電器の用意も要るかもしれません。

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PENTAX K-S1 1/200s F6.3 DA16-85mm:85.0 mm(127 mm) ISO100

さて、レンズについてですが、ここまでいくつかの写真を載せてみたのを見て、皆さんどう思いますか?

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PENTAX K-S1 1/160s F7.1 DA16-85mm:26.0 mm(39 mm) ISO200

暫くはDA16-85mmの話をしていきたいと思いますので、今日は一言。

レンズの交換をしてスリにチャンスを与えたくない海外旅行、かつ、スケールの大きい建物が多いのも海外旅行の特徴ですが、これ、結構いいです。うん、ISO6400くらいの高感度でもノイズが気にならないカメラ本体前提かもしれませんが、良いです。かなり満足できます。
取り敢えず、まずは、第コレが一印象です。

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